アトランタオリンピックブラジル戦

Lasakongawa2004-07-30

早起きして録画を見る。

このとき、船に乗っていた。2日遅れで届いた新聞でこの勝利を知り、いっしょに乗り組んでいた同僚としばし呆然としたことを思い出す。ヒデも、服部も、伊東も、前園も、西野でさえ輝いていた。そして川口。逆境でこそ、生き生きとするところは変わってないな。
そして、上陸した長崎の街頭で食い入るように見た、ハンガリー戦の苦い勝利。

あれから8年もたったのか。白髪が増えるわけだ・・・

アトランタといえば、かの金子達仁出世作にして最高傑作、かつ転落のきっかけとなった「28年目のハーフタイム」が思い出される。この本に出てきた選手たちは、日本代表の大黒柱になった者、消えていった者、再起をかけて必死にプレーしている者など様々だが、当の金子達仁はその後、「秋天の陽炎」などの佳作はあったものの、サッカージャーナリストとは別の何かへと変化していった。
あのときこそが彼自身の「ハーフタイム」であったと気づいているのだろうか。