ナビスコの行方

というわけで、松本どころじゃなかったっす。映像もまだ。フジテレビ739で6月10日ごろ放送予定とか(契約している意味ないじゃん)。ほんと、地上波系列って使えない。
戦評ができないので、そろそろ見えてきた二次ラウンド進出の行方をば。
各グループ一位と、二位のうち上から二チームが勝ち抜け。例年、勝ち点10をとれば「二位の二位」にすべり込めるのだが・・・
それから、各グループの成績はスパサカやJ'sゴールを見てください。

  • グループA

名古屋が勝ち点12で二次ラウンド進出を決めた。名古屋はグループ二位に落ちる可能性がわずかに残っているが(次節、神戸がバカ勝ち、名古屋が浦和にボロ負けすると得失点差が逆転する)、他グループの二位が勝ち点12に到達する可能性がなくなったため、勝ち抜けが決定した。
同じ理由で、勝ち点9の神戸も次節の京都戦に勝てば勝ち抜け決定(引き分け以下だとややこしいことに)。
京都は敗退決定。浦和も、めでたくリーグ戦に集中できることとなった。

  • グループB

清水が勝ち点11、得失点差+9で勝ち抜け濃厚。次節引き分け以上で決定。負けても大敗しなければ(そして東京が大勝しなければ)グループ一位をキープできる。グループ二位に落ちた場合は、勝ち点11で並ぶ可能性のある大分の結果次第。
東京は次節、既に死んでいる緑(いまだ得点なしって何よ)を確実に叩き、勝ち点を11に伸ばすことが条件(引き分けでもわずかに可能性は残るが)。その上で、上記の1)清水に勝ち点で並び得失点差で上回る、に加え、2)神戸が引き分け以下、3)横浜が引き分け以下、4)大分に得失点差で上回る、の四条件のうち、二つ以上が満たされれば勝ち抜けとなる。要は人事を尽くして天命を待て、ということ。
磐田も実は可能性を残した状態。次節勝って勝ち点10に到達した上で東京がコケて(引き分け以下)グループ二位に浮上した上で、1)神戸に得失点差で上回る、2)横浜に得失点差で上回る、3)大分が引き分け以下、の三条件のうち二つ以上が満たされる必要がある。
このグループの最終節は東京&静岡ダービー。タフな戦いになりますな。

  • グループC

このグループでは札幌が既に敗退決定。
現時点でグループ一位(勝ち点9・得失点差+3)の千葉が、次節引き分け以上で勝ち抜けとなる。負けても二失点以内なら可能性あり。
次節対戦は、千葉vs川崎、札幌vs柏。川崎・柏は次勝つことが条件。その上で得失点差の争いとなる。
川崎(勝ち点6・得失点差0)は千葉に三点差以上を付けて勝つと得失点差が逆転し、柏の結果次第。
柏(勝ち点6・得失点差-1)はとにかく取れるだけ点を取って、千葉vs川崎の結果に望みを繋ぐことになる。
グループ一位になれなくても、わずかだが勝ち点9で二位抜けの可能性が残っている(他グループの二位抜け候補がこぞってコケた場合)。

  • グループD

横浜(勝ち点9・得失点差+5)と大分(勝ち点8・得失点差+3)のマッチレース。
次節、横浜はアウェイで大観衆を味方に付けた新潟と、大分はホームで曲者の大宮と、いずれもすでに可能性が消滅した相手ながら、微妙といえば微妙な対戦。
横浜はもちろん、大分も勝てば勝ち点勘定で二位抜け以上の可能性が残る。


ところで、東京と大分とは、勝ち点・得失点差・総得点・総失点の全てが並んじゃう可能性があるわけだけど、この場合は抽選だったっけ? 誰がくじ引くんだ?