第89回天皇杯 準決勝 ベガルタ仙台 2(延長)1 川崎フロンターレ

今週末も土日切符を使って遠征。新幹線で新潟→大宮→仙台と移動する。前日、新潟7:10発の指定席を確保し、荷造りも済ませて万全の体制で就寝したが・・・起きたら7時だったorz。


慌てて着替え、新潟駅ダッシュ。7:10発には間に合わなかったが、次の7:43発を捕まえることが出来た。
大宮で乗り換え、仙台から地下鉄で泉中央へ。牛タンで腹一杯になってユアスタへ行くという野望は砕かれたが、キックオフには間に合った。


ユアスタは完全に仙台ホームの雰囲気。川崎サポは大型映像装置からメイン側のコーナーにかけて固まっているだけで、それ以外はぐるりと伊達藩臣民が取り囲む。
運営は宮城県サッカー協会。仙台帝国(懐かし)の工作員に乗っ取られた組織であるため、メンバー紹介の音楽・映像も完全に仙台ホームゲーム仕様。
「川崎からお越しのみなさん、俺たちのユアスタへようこそ!」という感じである。



ベガルタはFWに中原、ボランチに田村を先発起用。
川崎はジュニーニョが故障欠場で、代わりに黒津が先発。


立ち上がり5分ぐらいは川崎が攻め込む。この勢いでギアアップして先制点を奪うか、と思ったが川崎は意外と慎重で、丁寧にパスを繋ぎながら手数をかけて仙台を揺さぶりにかかる。
しかし、仙台のブロック守備は強固で、全く隙を見せない。
仙台のファーストシュートは5分、オーバーラップした菅井のロングシュート(ゴール左に外れ)。
スタジアムの雰囲気も手伝って、このあたりから仙台が主導権を握り始める。


特に関口と菅井の二枚刃攻撃が機能している右サイドが強力。
14分には、中へ切れ込んできた菅井にスルーパスが通り、決定機を迎えるがシュートは枠を外れる。
川崎は、17分、チョンテセの落としを上がってきた谷口が強烈なシュートを放つがバーの上。
25分には、左クロスにチョンテセが合わせるが、シュートが弱くGK林が難なくキャッチ。
前半中頃になっても、川崎は相変わらず細かい繋ぎが多く、仙台の守備を崩せず。


35分、仙台右MF関口がドリブルで突っ掛け、バイタルで横パス。待ち構えたFW中島がシュート、ゴール右に決まって仙台先制。
その後も仙台が主導権を握り、そのまま前半終了。


後半は川崎がギアアップ。
開始直後、黒津が右サイドを駆け上がり、ゴールライン際までえぐってクロス、中央でレナチーニョ?が合わせるがGK正面。
49分、中村の右CKからチョンテセがヘッダーを放つがバーの上。
52分、スルーパスに黒津が反応し裏へ抜け出すが、GK林が飛び出してシュートをブロック。


中盤では互角に55分、中島の落としたボールを2列目から走り込んだ梁がシュート、川島がブロック。
ここで電池が切れた中原が下がり、平瀬投入。


56分、谷口のミドル。林がやや逆を突かれながらもキャッチ。