2011年 J2 プレビュー 横浜FC編


(高解像度イメージは、クリックして"オリジナルサイズを表示"を選択)


今オフ、鳥栖から岸野組構成員をさらにかき集めた。現時点での登録24名のうち8名がかつて鳥栖に在籍し、監督もしくはコーチとして岸野さんの指導を受けていた選手である。岸野体制2年目となる今シーズン、血縁の濃さを武器に?J1昇格という勝負にでる!


まず、レンタルを含む退団選手は16名。大量放出である。
まず、横浜FCと聞くと名前が浮かぶ選手がいなくなった。早川と小野智吉が引退、根占が熊本へ移籍、三浦淳も契約満了でチームを離れている(移籍先未確定)。また、昨シーズン後半から加入し中盤の核となっていたホベルトが東京へ移籍した。


対する新加入は12名。目立つところでは、鳥栖組・旧鳥栖組の加入。ディフェンスラインからチームを鼓舞できるCB飯尾、大宮に移っていたが出場機会が少なかった藤田祥史鳥栖の若手・野崎である。サイドバックには横浜FMから藤田優、鹿島から宮崎をともにレンタルで獲得。守備のユーティリティー中野が新潟から完全移籍。寺田のレンタル延長にも成功。さらに、レンタルだったカイオを完全移籍させた。
また、3人目のGKと外国人ボランチを獲得する予定だという。


1月24日現在の選手数は25名(1/24にGK村井を獲得)。うち、外国籍が3名(パク テホンがアジア枠の対象)。日本人の出身は、大卒16名(高体連出身11名、クラブユース出身5名)、高体連出身3名、Jユース出身2名。


妄想スタメンは以下。

GKシュナイダー潤之介と関の争い。どっちに転ぶか俺には分からん。

DF:渡邉が昨季に引き続きレギュラーCB。相方を務めていた早川もキムユジンも抜けたが、ここは岸野組構成員の飯尾が入るだろう。右SBは柳沢もしくは新加入の藤田優。左は鹿島からレンタルの宮崎。最終ラインならどこでもできる中野洋司がバックアッパー。

MF八角が守備に重心を置いたボランチ。もう一人は外国人選手の獲得を考えているようだが、現メンバーから選ぶとすれば高地ぐらいしか計算できる選手がいない。
2列目は、高地(本来はここで使いたいはず)と武岡、寺田がスタメン候補。岸野組構成員の野崎(鳥栖からレンタルしてそのまま拉致)の成長が欲しいところ。

FW:完全移籍させたカイオが軸。パートナーは難波、西岡、藤田祥からチョイス。忘れちゃいけない三浦カズは今年も現役。ところでエデルって誰?


新体制発表会見を読みと、本気で昇格を狙っている雰囲気がムンムンしている。
しかし、鳴り物入りの割には層が薄い。ディフェンスラインとFWは選手を揃えたが、中盤、とくにボランチがいない。昇格戦線に絡んでこられるかどうかは、現在選考中という外国人ボランチのパフォーマンスに左右されると思う。


(1/24追記)
四日市中央工業高校出身のGK、村井泰希の獲得が発表された。