関東大学リーグ1部 第14節 順天堂大学 5 - 1 日本大学(観戦64試合目)
日時:2005年9月10日(土)14:10キックオフ 会場:駒沢陸上競技場 観衆:200人くらい? 主審:片桐 得点:慶田(順大:7分)、照沼(日大:9分)、慶田(順大:28分)、福士(順大:55分)、 福士(順大:68分)、小宮山(順大:84分)
順天堂のスタメン。
11渡邊 13福士 20慶田 10佐藤健 12竹岡 6飯島 16高石 4小宮山 2谷内 28森 21渡辺
選手交代:12竹岡→27小俣(32分)、27小俣→14島嵜(74分)、6飯島→9多田(80分)
日大のスタメン。
22照沼 10稲田 35前北 36檮(木へん無し) 16宮下 19黒木 17小島 6山田 13中泉 30滝川 21折見
選手交代:16宮下→8江口(HT)、36檮→9横山(HT)、6山田→26北村
10位・順大(勝ち点15)が、最下位・日大(勝ち点9)を粉砕した試合。
日大は植木さんに加えて古前田さんとJ監督経験者を二人もコーチに迎え、てこ入れを図っているが、はっきりいって、残留は厳しいなあ、というのが正直な感想だった。
DFの甘いマークを突いた順大・慶田のファインゴールで先制されたものの、その2分後に左サイドをえぐった前北のクロスをGKがファンブルし、照沼が押し込んで同点。ここまではよかったのだが、28分に再び慶田のミドルシュートがバーに当たって勝ち越される。ここから崩壊が始まった。まだ時間があるにもかかわらず、点を取り返そうと前がかりになり、カウンターを受ける。ここはDFが体を張って守らなければならないのだが、そのDFの守り方が甘い。前半は2失点だったが、もう2点ぐらいとられてもおかしくはなかった(順大のシュートミスに助けられた)。
尻に火がついていることが分かっている応援団は、90分間ガオーガオーと檄を飛ばし続けるが(ガラが悪いのよん)、55分にパスミスから失点。68分にはセットプレーのマークミスから福士に頭で決められ、最後はDFの小宮山(彼が3バックの左に入っていると、あの小気味よいオーバーラップが見られなくなるのが残念)、この試合最初で最後(たぶんw)のオーバーラップからゴールを決め、トドメ。暑さのなか、前半から叩かれまくってもうヘロヘロの日大DF陣に阻止する力は残っていなかった。
選手の平均テクニックでは同レベルながら、下手は下手なりの(失礼)戦い方が板に付いてきた亜細亜大と違って(後期は駒沢・筑波・法政の3強に2勝1敗でっせ)、日大は守りが踏ん張りきれないのがあまりにも苦しい。これで10位・明大、11位・亜大(ともに勝ち点15)とは6ポイント差。巻き返しは、難しい。