J1第23節 FC東京 1 - 0 清水エスパルス(観戦65試合目)

日時:2005年9月10日(土)18:30キックオフ
会場:国立競技場
観衆:25350人
主審:岡田、副審:河野、佐藤秀、第4審:鍋島
得点:戸田(56分)

関東大学リーグ終了後、駒沢大学駅からいったん渋谷で買い物(iPod nanoだよーん)、渋谷から銀座線・外苑前経由で国立入り。スタジアムに入ってはやキーパー練習が始まる。なんか、早いなと思ったら今日は18:30キックオフじゃないですか奥さん!
19時と勘違いしてました。冷や汗。


東京のスタメン

     ルーカス
  戸田  栗澤  規郎
   今野    梶山
 藤山 茂庭 ジャーン 加地
      土肥

SUB:遠藤、三浦、馬場、阿部吉、ササ
選手交代:規郎→ササ(53分)、栗澤→阿部吉(78分)、戸田→馬場(85分)
石川が足を痛めたとかで(知らなかった)大事をとって欠場。金沢はまだ回復せず。走る男・戸田が復帰。
というわけで、慣れた4-5-1フォーメーションに戻り、藤山が本職の左SB、戸田が左MF、栗澤がトップ下で規郎が右MFという布陣になった。
この布陣、藤山の左SB起用は納得としても、規郎の右MF起用は「?」だった。右足で蹴れない規郎はボールを持っても中に切れ込むか、不器用に左に持ち替えてからクロスを上げるかしかなく、DFにとって対応するのは容易だが(彼が右サイドで活躍できたのは、カウンターの状況でフリーで中に切れ込むことができた場合だけだ)、左でならスピードに乗ってクロスを上げることができる。
スピードと運動量でかき回す戸田なら左右どちらで起用しても同じような効果が期待できるのだから(どちらかといえば右足の方がいいクロスが上がるのだしーナビスコ大分戦を思い出せ)、ポジションが左右逆だろうと思えるのだが。現に、この二人は試合途中で入れ替わることになる。
それに栗澤のトップ下も悪くないが、ここは最近切れている馬場を使ってみたい。ここのポジションは対戦相手やコンディションに合わせて馬場と栗澤を併用すべしというのが持論だ。確かに、馬場は90分を通じたパフォーマンスに不安があるし、試合終盤の切り札として取っておきたいのもわかる(逆に必殺技がないかわりに攻守の繋ぎをそつなくこなす栗澤は先発で使ってこそ生きる選手)。ただ、阿部吉も帰ってきたし、4-5-1ならササも交代選手として使えるのだから、馬場先発で変化に富む攻撃を演出することを試して欲しいのだが・・・


清水のスタメン。

マルキーニョス 久保山
  兵働      佐藤
   杉山    伊東
 山西 高木  斉藤 市川
      西部

SUB:黒河、青山、澤登、チェ、北嶋
選手交代:佐藤→チェ(60分)、久保山→澤登(69分)、山西→北嶋
森岡がトイレの壁破壊(森岡が怪力なのか、トイレがヤワなのか)、チョジェジンが累積警告でともに出場停止というわけで、代わりのDFが高木、FWの片割れは久保山。左MF13番はどこかでみたなと思ったら筑波の兵働さんじゃないですか。栗澤とマッチアップしているのをみるとここは西が丘かと・・・もう1年たつんだね(遠い目)。しかし、左MF起用かい。強化指定で来ている淳吾タンとポジションがだぶるような気が・・・来年は先輩後輩でポジション争いなんてことが起きるかも知れない(追記9/14:なんと東京も淳吾タンにオファーを出した!いけいけ強化部長!押し倒せ!)。
右MFはもちろん「俺たちの」佐藤さん。



前半の試合展開。

1分、東京:藤山が左サイド裏へフィード、早速(笑)戸田を走らせる。スペースをえぐるがクロスはスカ。戸田は戸田。ある意味、一安心。
2分、清水:フリーキックをゴール前に放り込み、マルキーニョスがヘディングシュートを放つがわずかにバーの上(危ない)。フリーだったぞ。
3分、清水:佐藤さんが茂庭をぶち抜き、切り込んで走り込んできたマルキーニョスに折り返し。しかし他のDFが寄ってたかってクリア。
9分、東京:加地のアーリークロスを戸田が落とし(DFのクリアミス?)、ルーカスがシュートするもブロックされる。
10分、東京:ルーカスが裏のスペースに浮き球を送り、戸田が走るがDFがクリア。
10分、清水:カウンターでマルキーニョスが走るが茂庭が競り勝ってCKに逃れる。
12分、清水:佐藤がタメて、裏に抜ける伊東にスルーパス。伊東がライン際まで走ってクロス。DFがクリアするがセカンドボールを拾ってゴール前に放り込む。土肥がキャッチするが走り込む清水の選手と交錯し倒れ、治療。
13分、東京:規郎が浮き球の取り合いで足裏を見せて飛び込んだため警告。
14分、東京:今野が放り込んだフリーキックをルーカスが収め、反転してシュート。GKが横っ飛びではじき出し、右CK。CKをGK西部がパンチングするもダイレクトでジャーンがGK不在のゴールへヘッド、しかし久保山がクリアで再び右CK。CKから今度は戸田のヘディングシュートはゴール左に外れ。決定機×3を決められないorz。
19分〜21分、清水:佐藤が右サイドで粘り、CK×2。いずれもクリアされるが、今度は左CK。これに斉藤が頭で合わせるが、シュートはゴール右にそれる。このへんでゴール裏(今日は最上段にいたよな)から盛大な佐藤コール(笑)。右手を挙げて答える佐藤さん。仲直り?
22分、東京:右に流れた栗澤のクロスに規郎が飛び出すがオフサイド
23分、東京:戸田が裏に抜け出しループシュートを放つがバー直撃(ぐぬー)。跳ね返りをルーカスが狙うがシュートは明明後日の方向に(つまり真横ってことだ)をそれる(むきーむきー)。
24分、清水:左クロスにマルキーニョスが反応するが、茂庭が先んじてクリア。
27分、清水:カウンターで市川が右サイドを突破し、左足でシュートを放つが(誰かに当たった?)ジャーンがはじいて右CK。これを高木がヘッドするがシュートは浮いてしまう。
28分、東京:藤山が左に開いたルーカスにフィード。ルーカスはドリブルしながら中に切れ込んでコースが空いたところでシュートを放つがGKがキャッチ。
30分、清水:エリア左に放り込まれたボールをマルキーニョスキープ、飛び込んできた兵働が戻されたボールを強シュートするが土肥がキャッチ。
31分、清水:左サイドFK。ジャーンが頭ではじき返し、規郎がいったん収めるが奪われ、杉山がカウンターもDFが阻止、スローインに逃れる。
34分、東京:ゴールまで30m位置で得たFKを規郎が蹴る。壁直撃。痛そうだ・・・・。このへんで戸田と規郎が左右入れ替え。
36分、清水:市川のクロスを受けたマルキーニョスが素早く反転、対応したジャーンを振り切ってシュートを打つが、ゴール左に外れ。
38分、清水:右サイドに出された長いボールを佐藤さんと藤山が競り合う(ハアハア)。二人がからんで佐藤さんが転ぶがノーファウルの判定。ゴール裏からすかさず努力を称えるwww佐藤コール。
39分、清水:ゴール前35m地点でFKゲット。清水は壁とキッカーの中間に二人が立って目隠しごっこ(笑)。兵働が蹴ると同時に目隠しが割れるが、ボールは壁直撃。残念でした。壁に当たったボールを競り合うがゴールラインを割る。清水選手に当たってラインを割ったに見えたが清水ボールCKの判定。不満そうな土肥に警告。ジャスティス岡田・・・
41分、清水:裏に出された浮き球をマルキーニョスがシュートするが浮いてしまう。
42分、清水:久保山が東京陣内で右から中でドリブルで流れていく。そして左の山西にパス、そこから鋭いクロスが入るが土肥がキャッチ。
43分、東京:カウンターから左サイドにいた規郎が強烈ミドルを放つがわずかにゴール左(ボトル数本が犠牲になった)。
ロスタイム(1分間):今野がボールを奪ってそのままカウンターに移行、左の規郎にパスしてシュート。外れ。

なんというか、試合の流れという意味ではつかみどころのない前半だった。原因は明白、どちらもシステムが硬直しきっているからだ。だから、個人の働きにたよった単発プレーに終始し、起承転結の掴めない展開になっている。
どちらかといえば、サイドで押し込んだ清水が優勢だったが、決定機自体は東京の方が多かった。


東京は、戸田の走りとルーカスの個人技、藤山のシブイ守りだけだった。原因は看板たる右サイドにおける石川の不在と加地の不調。規郎が右サイド向きでないことはすでに書いた通り。加地は水曜の代表戦にフル出場し、コンディションが戻りきっていないのか動きが鈍く、安全第一のプレーに終始した。石川がいると右サイドからのクロス攻撃一辺倒になるが、石川がいないとサイドすら使えなくなるというなんともトホホな状況なのであった。わずかに、栗澤が右に流れて規郎が中に入る動きが見られたが、いかんせん単発プレー。左サイドで、戸田の裏を突く動きだけが目立っていた。つまり、組織的に相手を崩していく動きは見られず、攻撃が個人技頼みの単発プレーに終始していた。その中で、ルーカスが鬼気迫るプレーを見せるが(ほんと、アマラオの魂を継承しているのではないか)、一人だけでは徹底マークされてしまう。そんな状況で惜しいシュートを何回か放っていたのはさすがとしかいいようがない。


もっとも、硬直ぶりは清水も同様だった。(清水からみた)右サイドは、戸田の裏を突く動き(運動量攻撃!)によって市川の攻撃参加が封じられたため、結果として佐藤さんだのみになっていたし、対面の藤山がさすがベテランという感じのポジショニングとカバーリングを見せていたため、結果として押さえられた。これはわかる。しかし、(清水からみた)左サイドでは、兵働こそ加地の不調につけ込んで何度もサイドに攻め込んだが、左SB山西と連携した攻撃が見られなかった。
にもかかわらず、サイドの攻防では清水が優勢に立っていたが、チョジェジン不在のためターゲットがなく、度重なる(前半だけでCK6本、クロス8本)チャンスを生かせなかった。この点、東京は幸運だった。マルキーニョスの調子が良く、鋭い動きで茂庭を翻弄していただけにね。右サイドの先発がクロサーの佐藤さんで助かったと思う。というのは、ジャーン・茂庭ならマルキーニョスと久保山に高さで勝つことができるからだ。パワフルなドリブルで勝負できるチェテウクを先発から使っていたらとサイドをもっと崩されていたのかと思うとぞっとする。
そのマルキーニョスだが、対応した茂庭を翻弄して2度ほど決定機をつかんだ(手元集計ではシュート4本)。しかし、いかんせん他の選手の動きが悪かった。マルキーニョスの相方たる久保山は流れから消えていた。いや、よく見るとそれなりに空いたスペースへ動いているのだが、どういうわけかまったくボールをもらえない。ボランチの杉山・伊東は二人とも攻め上がってFWをサポートする動きに乏しかった。その結果、マルキーニョスが孤立し、清水はワントップでサッカーをやっているようなものだった。
結局、今年の清水はサイドをえぐってチョジェジン大作戦に終始していたのであって、ここが封じられた(欠場した)ときの対策がなかったのが今の苦戦の原因なのだろう。


あと、最近とみに評判の悪い岡田さんのジャッジだが、土肥のイエロー以外はごく普通だと思えた。後ろからのファールを厳しくとっていたが、基準は一環していたし、後述する試合終盤の苦しい場面であせった清水側が後ろからのファウルを多く犯したので、かえって助かったぐらいだった。


試合後半の展開。

47分、東京:規郎が左サイドを突破し、クロス。これに栗澤が飛び込むが惜しくも合わず(ぐぬおおおおお)。
51分、清水:市川のシュート性クロスを土肥がはじき出して左CK。CKはクリア。
53分、東京:規郎→ササに交代。

後半開始時も戸田が右、規郎が左だった。交代で入ってきたササが前目、ルーカスがやや下がり目というツートップになり、戸田が再び左に回る。この交代が、東京に流れを呼び寄せた。

54分、東京:梶山が上がってキープ、後方に戻したところをルーカスがシュート、ゴールわずか左(惜しい)。
55分、東京:山西に競り勝って浮き球を奪ったササがそのまま右サイドを前進し、角度のないところからシュートするがGKがブロック。
56分、東京:ササがドリブルで左サイドに流れ、エリアのすぐ外で倒されてFKゲット。キッカーは栗澤。フリーキックは大きくカーブしてファーサイドの今野に届く。なぜかどフリーでいた今野が頭でゴールエリア逆サイドに大きな折り返し。清水DFが完全に振られたところ、ポジションを微修正して一瞬フリーになった戸田が腰の高さのボールをボレーで叩き込み(難しいシュートはなぜか決める)、東京先制。

4-4-2にシフトチェンジした東京は、ルーカスがやや下がり目で起点となり、ササや両サイドを生かす形になってリズムが出てくる。ササはあくまでゴールを狙い、その勝負する姿勢によって得たFKを戸田が決めた。このゴール、ササが真ん中でマークを引きつけていたため、ファーの戸田のところが手薄になっていた。戸田は、今野が折り返し体制に入ったときに2、3歩下がってマークをはずし、自作自演?のバースデーゴールを決めた。オメ。帰ったら娘さんにチュしてもらいましょう(きっとやってもらったに違いないと思うw)。

59分、清水:ゴール前30mのFK。また壁の前に目隠しを立たせて兵働が直接狙うが、土肥がキャッチ。
60分、清水:佐藤さんが盛大なコール(もちろん東京ゴール裏w)に送られてOUT。代わりにチェテウクが右MFへ入る。
63分、東京:やや遠目のFKをササが直接狙う。力のあるボールだったが枠に行かない。
69分、清水:久保山から澤登にチェンジ。そのままFWヘ。ちょっと危機感。
69分、東京:戸田の左クロスにササが飛び込むがわずかに合わず。DFのクリアボールを拾った栗澤が放り込むがGKががっちり押さえる。
71分、東京:ルーカスがパスカット、そのままドリブルで前進し、エリアの手前で横にいたササにパス、ところがなぜかササがまごついて清水DFに詰められ、苦し紛れのミドルシュート。外れ。
73分、東京:藤山が左サイドで仕掛けてCKゲット。栗澤のCKはクリアされるが、セカンドボールを拾った藤山が好クロス、これに反応したジャーンが完全に頭一つ抜けてヘディングシュートを叩きつけるがGK西部の正面を突いてしまう(うぎゃおー!!!)。
75分、東京:戸田がササへ鬼パス。反応できず。
78分、東京:栗澤→阿部吉に交代。阿部はそのまま右サイドへ。

先制点の後も東京ペース。28分のジャーンのヘッドは決定的だったが・・・。
追加点を奪えないでいるうちに徐々にササの動きが落ちていく(ケガの影響かな)。
栗澤から阿部への交代は意図不明。守りに入らないで攻め続けろ、というメッセージなのかも知れないけど、ルーカス・ササ・戸田・阿部吉とFWばかり4人並べてどうしろというのだ。いったい誰が彼らにパスを出すの?!ここは馬場でしょう!!!(いや、けっこう憂太びいきなんです、実は)。阿部を出すならそろそろへばってきた戸田と交代じゃないの?。それに、いつもどおりだんだん怪しくなってきた梶山はそのままかい?
文丈が必要なんじゃないの?。と、頭の中は疑問全開となった。
そしてしだいに清水に流れが傾いていく。

81分、東京:今野のパスを受けた梶山がダイレクトでリターン。これが今野に対するボディーブローになってしまったが、事なきを得る。
82分、清水:チェテウクがエリア付近でドリブル、マーカーを振り切って右サイドから中央まで流れてシュート。このドリブルに対して東京守備陣は完全にフリーズしてしまったが、シュートは寄ってたかってブロック、何とか押さえる。直後、山西に代えて焼き肉・・・じゃない北嶋がFWに入る。澤登が左MFへ、兵働が中盤下がり目に位置を取る。
84分、清水:オーバーラップした市川がほとんどシュートの弾丸クロス。土肥がなんとかセーブ。危ない、危ない。
85分、清水:市川が右サイドをえぐって低く、速いクロス。しかし、ジャーンが足に当ててなんとかクリア。
85分、東京:戸田→馬場へチェンジ。
86分、清水:速いクロスがゴール前に入るが、北嶋のヘッドは大きく浮いてしまう。北嶋は速いクロスに反応しきれておらず、逆にクリアしてしまったようなプレーだった。
89分、東京:阿部・梶山コンビで右サイドを突破しようとするが、梶山の足が動かず、阿部の裏へのパスはゴールラインを割る。

東京の運動量が落ちてきて、清水に主導権が移る。中盤に下がった澤登がうまくボールをさばき、リズムを作り出す(梶山の守備が怪しくなって中盤がスカスカになったせいもある)。東京から見た左サイドでは、チェテウク・市川の二段アタックを受け、この時間帯になるとさすがに運動量が落ちてきた戸田と藤山が青色吐息。背筋の凍るような場面が連続する。
東京はササの動きがますます悪くなり、前線にボールを預けられない。他の選手もみな、足が止まってきて、セカンドボールを清水に拾われて波状攻撃を受け続ける。そんな中、とにかくゴール前だけは固めて、ヘロヘロになりながらもクリアを続ける。右サイドからガンガンとクロスが入っていたので、北嶋が遅いタイミングで投入されたのは東京に取って幸運だった。
そうしてしのいでいるうちに、次第に清水が攻め疲れを見せ始める。


ロスタイムは3分。東京はボールキープに入る。ルーカスがコーナーフラッグ付近で時間稼ぎ。あきらめ気味の清水選手の間を通して、加地や阿部、梶山がパス交換。やがて聞こえ始める「眠らない街」。実に久しぶりの、とても懐かしいメロディだった。
そしてタイムアップ。やっと、勝った。


目の上のタンコブを叩き13位浮上、残留に向け貴重な勝ち点3を確保した試合だった。
もちろん、まだまだ安心できる状況ではないけれど、光明らしきものが見えてきた。


一つには、藤山がコンディションを取り戻してきたこと。なんといっても、計算できる唯一のDFバックアップだもんね。
そして、大問題だったルーカスとササの関係がどうやら整理されてきたらしい。キープ力のあるルーカスがクサビを受けてタメをつくり、ササと両サイドにパスを供給する、という形がおぼろげながら見えてきた。ササは、今日の試合ではコンディションの問題なのか次第に動きが悪くなり、それが終盤の大苦戦の一因だったりするのだが、やはり決定的な場面に顔を出す。クロスに飛び込む嗅覚のあるササが生きてくるようになれば、サイド攻撃も意味のあるものになるし、ルーカスへのマークも分散するしで相乗効果が期待できる。


あとは、今日、戸田が教えてくれたこと。つまり、走ること。東京の原点に返ること。
今野、ルーカス、ジャーン、戸田が累積警告3枚でリーチがかかっているのが不安だし、原さんのチームマネジメントでは硬直しきったシステムを改善できないことが再開後の4試合で決定的になってしまった。
でも、だからこそ、走らなくちゃ。走って、相手に食らいついて、ボールを拾って、また走る。
精神論ではなく、運動量という物理に裏付けられた合理的な根性が必要です。芸がないなら、無いなりのやり方をしようってこと。すべてはそこから始まるんだと思う(つーわけで、梶山君、しっかりしましょう!)。