全日本大学選手権 Dグループ第1戦 福岡大学 2 - 0 国士舘大学(観戦100試合目)

浅田真央ちゃんかわいいなあ・・・・じゃなくて、今年も地味に始まった、全日本大学選手権、通称インカレ。今回は05年がグループリーグ、来年1月が決勝Tという日程になった(近年の試合数増をうけて年々後ろにずれていく)。


今年の私的ピックアップは、筑波・福岡・国士舘・仙台という強豪がそろうDグループ。これは国士舘が例の事件の制裁で勝ち点7を引かれたために起こった事態であるが、客にとって豪華な組み合わせは大歓迎である。初戦の会場は多摩市立陸上競技場。えーと、どこだ?京王or小田急永山?ふーん、じゃ大手町乗り換え千代田線で唐木田行きに乗ればいいのね。ところで唐木田ってどこですかあ〜?


富士山の麓まで連れて行かれるんじゃないかと心配だったが、行ってみると山を切り開いて建てた団地が点在する、いかにも多摩な景色が広がっていた。多摩市立陸上は、その団地の裏山に隠してあるw、とても地味な競技場だった。長山駅からバス10分、屋根無しのメインスタンド(ベンチシート)、サイドスタンドとバックは芝生、バック中央にスコアボード(おっ、45分計があるぞ、ありがたい)、そしてボコボコの芝・・・・orz。江戸川や古河よりひどいです。


第1試合は福岡大vs地元の国士舘大

日時:2005年12月21日(水)11:30キックオフ
会場:多摩市立陸上競技場
観客:300人ぐらいですかね(関係者込み)
得点:登尾(福岡39分)、山内(福岡、53分)


福岡大のスタメン。

    山内  高橋
      衛藤
 樋口        西野
    吉木  片原
   山口 千原 登尾
      赤星

登尾、衛藤、高橋、赤星がユニバー代表。
衛藤がイクヲ道場入門、高橋が大分、登尾が京都入り。


国士舘大のスタメン。

    金子  加藤
      半田
 片山        高田
    沼野  養父
   杉森 佐藤 山崎
      鈴木

あれ、蒲原がベンチスタートだ(イクヲ道場入門決定)。
左WB片山と欠場?のDF竹内が名古屋入りです。


福岡大が決定力で寄り切った試合、といっていいと思う。福岡はトップ下でユニバー代表である衛藤がいわゆる司令塔的な役割で、攻撃をリードする。いやー、うまいねえ。
国士舘も長身金子にボールを集め、奮闘した。後半頭から蒲原が出てきてリズムをつかみ、地元ということでそれなりに応援する人がいて、その後押しを受けつつ攻めたのだが・・・福岡に守りきられてしまった。福岡大の3バックは非常に硬いです。


この試合で印象に残ったのは2点。
ひとつは福岡大監督の乾さんが試合中に送る指示。これが簡潔、的確、具体的、かつ穏やかで丁寧なので非常にわかりやすい。
長身DFをそろえる国士館DFラインの攻略の際、「高さではかなわないのでFWの足元にボールを入れなさい(冷静)」と噛んで含めるようになんども繰り返す。
後半、国士舘の時間帯になると「WBバックが下がって4枚で守りなさい(冷静)。4人で網を張れば必ず引っかかるから(冷静)」という感じで、これなら選手もわかりやすいだろうなあ、と思った。知将ですね、この方。
もうひとつは福岡大控え部員どもの応援。君たち、いくら「アルプス一万尺」だからって、ヨーデル風のこぶしを回すなよw。


ちなみに、乾さんとは帰りの京王線で同じ車両でした。