J1第14節 FC東京 2 - 4 鹿島アントラーズ(観戦52試合目)

日時:2006年7月22日(土)18:00キックオフ
会場:松本平広域公園総合球技場"アルウィン"
観衆:170xx人
主審:片山、副審:山崎、安元、第4審:下村
得点:ルーカス(東京、33分)、小笠原(鹿島、44分)、内田(鹿島、47分)、ルーカス(東京、59分)、大岩(鹿島、73分)、深井(鹿島、88分)
警告:伊野波(東京、24分)、柳沢(鹿島、44分)、ルーカス(東京、73分)
退場:なし

やってきましたよ。松本アルフィン、じゃなくてドルフィン、じゃなくてアルウィン。正式名称は松本平広域公園総合球技場というらしい。長い・・・。お天気が心配だったが、この日は梅雨前線が南に下がり、長野方面は晴れ。中央本線は動いていたのが、長野新幹線に一度も乗ったことが無いのでこの機会に、と思い長野経由篠ノ井線利用で松本入り。結構快適だったよ。松本からスタジアムまではバス。約30分なり。ちと遠いな。午後4時にスタジアムに着くと長蛇の列。約30分待って入場。かなり蒸し暑かったので、特に地元の人には辛かったようだ。待機列の上空には飛行機。ここは空港の近く。我々は、どこに行っても頭上に飛行機が舞う中でホームゲームを行うさだめらしい。
スタジアムは見やすくて良かったです。ただし、ピッチサイド上まで伸びた鉄骨の先にバック側の照明が付いているので、バックスタンドが暗い。メモが取りにくくて困った。あんな鉄骨をのばすなら、屋根を貼ればいいのに。
それとコンコースが狭いですね。出張してきたファンクラブテントとか、オフィシャルショップやらが並んでいるので、かなり狭苦しい。おまけにこの暑さとて、ビール売店が長蛇の列。もう一度買いに来るのは至難と見て、一度に2本買っちまったい。
ゴール裏には、「ガーロでいいのか?」なんてダンマクも出て、なにやら不穏な雰囲気が漂い始めているような。


FC東京のスターティングラインナップおよびサブスティチューション

       馬場
    ルーカス 梶山
  規郎        石川
     今野  伊野波
   茂庭 ジャーン 徳永
       土肥

SUB:塩田、中澤、増嶋、三浦、栗澤、川口、リチェーリ
選手交代:鈴木規→三浦(6分)、梶山→リチェーリ(55分)、三浦→川口(67分)
前節は豪雨のなか3バックで挑んでダメダメ。今節は同じ3バックながら修正を施し、今野・伊野波のダブルボランチに、右DF徳永、右WB石川。前は基本的に馬場が1トップでその下にルーカスと梶山が並ぶ、3-6-1フォーメーションにしてきた。登録上はDF4枚だったので4バックに戻したのかと思ったが、ガーロたんの記者会見によれば最初から3バックとのこと。


鹿島アントラーズのスターティングラインナップおよびサブスティチューション

   ミネイロ 柳沢
  サントス    本山
   小笠原   青木
 新井場 大岩 岩政 内田
      曽ヶ端

SUB:杉山、羽田、中後、増田、野沢、深井、田代
選手交代:柳沢→野沢(HT)、ファビオサントス→深井(66分)、本山→中後(76分)
フェルナンドが出場停止(前節退場処分)。代わりに小笠原がボランチの位置に下がり、攻撃的MFは新戦力のファビオサントスと本山という構成。「QBK急にボールが来たので)」こと柳沢が盛大なブーイングを浴びていた(笑)。


立ち上がりは鹿島に攻め込まれる。

2分:右サイドでアレックスミネイロとのワンツーから本山が抜け出すが、伊野波のカバーリングで阻止。
3分:右SB内田の裏を取ってサイドを駆け上がろうとした規郎に対し岩政がややラフなタックル。岩政はおとがめ無し。倒れた規郎は起きあがれず、タンカで退場。右腕を押さえていた(トウチュウによれば右肩脱臼とのことorz)。代わって三浦投入(6分)。

規郎は去年の大分で脱臼した(パトリックと接触したんだっけ)右肩をまたやってしまったらしい。急遽投入された三浦がボランチに入り、伊野波は左WBに回る。


以下、前半の試合展開。

7分:石川が右サイドを突破し、中に切れ込んでシュートも曽ヶ端が弾き出す。
14分:ルーカスがラインの裏へ流したボールに今野が反応するも、曽ヶ端が飛び出してキャッチ。
16分:鹿島はハーフウェイを越えたところでFKを得、ゴール前に放り込むもジャーンがクリア(その前にオフサイド判定)。
19分:右サイド裏への浮き球に石川が反応、スピードに乗ってエリアに切り込むがDFと絡んで倒れる。ノーファウル判定。
20分:今野がパスカットから前線の馬場へ繋ぐ。馬場がコースを見つけてシュートするが曽ヶ端キャッチ。
21分:梶山のパスから今野が右サイドを抜けてクロスも曽ヶ端キャッチ。
24分:ドリブルする本山を伊野波が倒して警告。
26分:中央でパスを繋ぎ、左サイドでフリーになった伊野波が前進してクロス。ファーに抜けたボールの処理をDFがミスしてCK。ショートコーナーを受けた梶山がニアサイド、角度の無いところから強引に打っていくがサイドネット。
27分:右の石川から中央の馬場を経由して左へ展開、伊野波がクロスを入れていくがクリア。
28分:右に流れた馬場→中央の三浦→左の伊野波→中に戻してルーカスがミドルを狙うがグラウンダのシュートは曽ヶ端キャッチ。
31分:三浦の横パスがカットされ、鹿島のカウンターを招く。前線のアレックスミネイロを経由して左へ展開、新井場がクロスを入れるがDFがカット、CKに逃れる。CKは無事クリア。
33分:中央でボールを持ったルーカスがドリブルで右へ流れ、エリア手前から放ったシュートが逆サイドネットへ突き刺さる。東京先制。
36分:ルーカスから前線の馬場へクサビ、馬場の戻しを梶山が頭で裏のスペースへ送り、今野が反応して裏へ抜ける。今野のクロスはファーに抜けるが、右から切り込んできた石川がこれを拾い、間髪入れず左足シュートを放つがDFがブロック。
37分:鹿島の反撃。右サイドを内田が突破しクロスを入れる。中央に柳沢が待っていたが打ちそこね。急にボールが来たからね。
38分:左に流れた石川がカットインして右足シュート、DFがブロック。
39分:伊野波クロスもキーパーキャッチ。
40分:アレックスミネイロが裏へ流したボールに小笠原が走り込み、裏へ抜ける。エリアに侵入しシュート体制に入ったが今野が戻ってきてボール奪取。
41分:左サイドで持った伊野波が右に持ち替えてミドルを狙うがポスト左。
42分:小笠原のスルーパスにアレックスミネイロが反応、右へ流れてDFを引きつけ、ゴールエリア右でフリーだった柳沢へクロスを送る。至近距離だったが柳沢のシュートは見事なクリア。やっぱり、急にボールが来ると・・・
44分:ロスタイム。自陣でFKを得た鹿島が早いリスタート。位置が違うと今野がアピールしていたがプレーは続行。隙を作ったかたちの東京は対応が遅れる。右サイドへ持ち込んだファビオサントスが中に切れ込むと見せかけてオーバーラップした内田に絶妙なヒールパス。対応した伊野波が完全に裏を取られ、右サイドを抜けた内田がクロス。ゴールへ戻りながらの対応となって東京DF陣のマークがずれ、ファーへのクロスを小笠原が頭で押し込んで鹿島同点。

以下、続く。