J2第41節 水戸ホーリーホック 1 - 2 東京ヴェルディ1969(観戦22試合目)
日時:2007年9月22日(土)19:00キックオフ 会場:笠松運動公園陸上競技場 観衆:4028人 主審:前田 得点:鈴木良(水戸、18分)、フッキ(ベルデー、58分、PK)、廣山(ベルデー、83分) 警告:名波(ベルデー、14分)、平松(水戸、15分)、鈴木和(水戸、16分)、村松(水戸、58分)、鈴木和(水戸、60分) 退場:鈴木和(水戸、60分)*警告2枚
平塚から東海道線で東京に戻り、山手線で上野。スーパーひたちに乗って水戸を目指す。午後5時を過ぎると次第に暗くなる空に季節を感じる。水戸駅発18:30のシャトルバスで笠松へ。席についた時にはすでに試合が始まっていた。
水戸ホーリーホックのスターティングラインナップおよびサブスティテューション
塩沢 椎原 鈴木良 金澤大 ビジュ 村松 中村 吉本 平松 鈴木和 本間
SUB:武田、初田、森、眞行寺、エジナウド
選手交代:吉本→初田(9分)、村松→森(79分)、椎原→眞行寺(86分)
水戸は4-4-2。試合開始直後にCB吉本が負傷し、初田に交代。ビジュが代わりにCBに下がったりといろいろポジションチェンジがあった。
ベルデーのスターティングラインナップおよびサブスティテューション
フッキ ディエゴ 飯尾 廣山 名波 菅原 服部 萩村 土屋 海本 高木
SUB:柴崎、戸川、佐藤悠、金澤慎、シウバ
選手交代:飯尾→シウバ(HT)、名波→佐藤悠(79分)、海本→金澤(81分)
いやー、いろんなとこからかき集めてきたメンバーですね(棒読み)。
粘り強い守備から鋭いカウンターを繰り出す水戸と、相変わらず連携ゼロながらフッキを先頭に立てた力任せの攻撃をかけるベルデー。
前半は水戸ペース。フッキを2人3人掛かりで止めると、そこから速攻を仕掛ける。ベルデーの中盤守備が相変わらずアレだったせいもあるが、水戸のカウンターの効果的なこと。一切の迷い無くボールを前に運び、枠が見えればシュートを狙う。金澤大将が変わらぬ突貫小僧ぶりを見せれば(水戸サポさん、大学時代のチャント使いませんか?)、FWはもちろんMF陣も積極的にゴール前に進出する。18分、右に流れたFW椎原のクロス、DFの中途半端なクリアを拾った鈴木良が豪快なミドルを突き刺し、水戸が先制した。
ダメダメなベルデーは、後半最初からシウバを投入、3トップにして攻勢に出る。それでも後半立ち上がりは水戸がチャンスを掴むが、しだいにベルデーがボールを支配し始める。後半10分過ぎからベルデーの波状攻撃、CK、FK、スローインと水戸を自陣内に釘付けにする。この力任せの猛攻の中、ビジュがエリア内での競り合いでファウルを取られ、PK。これをフッキが決めてベルデーが同点に追いつく。惜しむらくは、ベルデーの波状攻撃の中で、水戸がボールを大きく蹴り出すチャンスがあったにもかかわらず、繋ごうとして逆に奪われ、攻められ続けたこと。ドカ蹴りして一息ついておけば、と思わないでもない(結果論ですが)。
水戸にとって本当に痛かったのはこの後。直後のキックオフ時、主審が鈴木良に赤紙呈示。どうやら審判に対して暴言を吐いたと思われたらしい。
とにかく、これから反撃というときに、数的不利に陥ったダメージは大きかった。その後はベルデーの力攻めが続き、猛攻に耐えかねた水戸がセットプレーから廣山にヘディングシュートを決められてしまう。
終盤、水戸もセットプレーからチャンスを迎えるが決められず、結局はベルデーの勝利。なりふりかまわず勝利をもぎ取ったベルデーが3位仙台に勝ち点1差の4位。あれええええええ?
この試合のターニングポイントとなってしまった、鈴木良の退場。本当に暴言を発したかどうかはスタンドから分かるわけはないのだけれど、面と向かって激しい抗議をしていた風でもなかったし、あそこで退場は無しにして欲しかったのが観客としての本音。水戸が好パフォーマンスを見せていただけに、あの赤紙でせっかくの好ゲームが台無しになってしまった。
お客も4000人以上入っていただけにねえ。
水戸グルメは堪能したけど(焼きたてのつくねが美味)、判定のせいでちょっと興ざめの試合でありました。
それにしても、ベルデーは力任せ以外になにもないなあ。Hondaさん、これは狙い目かもですよ。
試合終了後は速攻でスタジアムを後にし(電車がなくなっちゃう)、東京に戻る。3連休のせいか、都心の常宿が確保できず、やむなく都心からちょっと離れたホテルにチェックイン、早々に休息をとる。
なにせ、明日もハシゴなのだ。