高校選手権1回戦(開幕戦) 都立三鷹高校 3 - 1 高知中央高校

怒濤の年末年始観戦シリーズ、その1発目は冬の風物詩・高校サッカーの開幕戦。
前半途中から雨風が強くなり、おまけに霰まで振ってくる最悪な観戦環境。後半には回復したけどね。


三鷹エルゴラに書いてあったとおり、左MFが大きく張り出す変形4-4-2。
対する高知中央は4-3-3。


序盤から三鷹が試合の主導権を握る。スペースへのランニングとシンプルなパスが連鎖する。パスを受けるときの体の向きとファーストトラップを流す方向というのを実によく考えていて、スムーズにパスが回る。前半、ゴールこそ決まらなかったけど見ていて楽しかった。惜しむらくは前評判の高い右SB林のプレーがいまいちだったこと。攻めに絡めず、逆に中途半端な上がりの裏を取られて攻め込まれる場面も多かった。


高知中央のほうは、オーソドックスな高校サッカーチームというか、しっかり守ってマイボールになったらアグレッシブに仕掛けて、好感の持てるチームだったが、サッカーの質は三鷹が何枚も上をいっていた。セットプレーから先制したものの、GKへのバックパスを三鷹FW白井にかっさらわれて失点。この後は三鷹のパスサッカーに翻弄されてリズムを崩してしまった。実質、アウェイゲームだったせいもあるのかもしれない。


試合終了後の三鷹の監督のインタビューがまた面白くて、
インタビュアー「この後の目標を教えてください」
監督「もう、達成しちゃったんですけど」
インタビュアー「????」
監督「越年が目標だったんでw」
おっさん、おいしすぎます。


つーことで、地元が勝って、高知県民以外にはめでたしの展開かな。
もう一度、三鷹のサッカーが見たくなったので、2回戦は西が丘に行くことにしました。


試合後は、横浜まで移動してホテルに投宿。翌日は三ツ沢なのでね。