2010年ヤマザキナビスコカップ 予選Aグループ 第7節 セレッソ大阪 1 - 2 FC東京


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グループリーグ突破がかかったナビスコ第7節は、ミッドウィークのアウェイ。
午前中の会議をさっさと終わらせ、半休を取って新潟空港ダッシュして大阪へ急ぐ。
夕方に梅田に着いたが、ここで帰りの切符を手配していないことに気付いたw。
行くことしか考えてなかった。



せんとくんの見守る中?、大阪駅で帰りの寝台急行の切符を押さえる。



長居着は18時過ぎ。まず「おかん」に御挨拶。


試合は・・・いや、良く勝てたな。終盤、セレッソの足が止まってたので希望は捨てていなかったが、まさかああいうかたちで決まるとは。死ぬかと思った。


セレッソは4-4-2。小松と乾の2トップ。ただし、乾はトップ下の位置まで引いたり、右サイドの家長とポジションチェンジしたりと、かなり流動的。


乾、家長、左サイドに入った丸橋と、前を向かせるとやっかいな選手が揃い、小松も切れていた。彼らが積極的に仕掛けてくるので東京のディフェンスラインが下がり、中盤にスペースが出来て、細かくパスを回されてまたディフェンスラインが下がり、という悪循環。セレッソは、酒本・石神の両SBも突破力があって、怖かった。ただ、積極性の裏返しというか、遠目からシュートを打ってくる傾向があるので、かえって助かった気がする。乾・家長にボックスの中で細かいことやられたほうがいやだったんじゃなかろうか。


東京はいつものとおりというべきか、流れのなかでは点が取れそうな気がしない。遅攻でシュートを打つまではいくんだが、肝心のシュートが枠に行かない。
でも、北斗、ヨングン、出場停止だったけど松下、そして大竹と、いいプレースキックを持っている選手が出場できるようになって、セットプレーには可能性が出てきた。なぜか石川のCKまで良くなってきているのは謎だがw。


とにもかくにも、そのセットプレーから同点に追いつき、大竹と重松を投入して勝ち越そうとラッシュをかける東京。最後は森重をボランチにあげ、CBに椋原をスライドさせて、徳永を右SBに回して押しまくり。森重が梶山並みのキープ力を発揮していた。


一方、セレッソは時間稼ぎでいじめっ子モードw。
ロスタイム3分を過ぎる頃、自陣左サイドでこぼれ球を拾った梶山がゆるゆるとドリブルを開始。ペナルティエリア手前まで持ち上がって、横へクネクネと動く。そして、右足一閃。シュートだと認識したのは、ゴールネットが揺れた時だった。
気付いたら、まわりにいた4,5人と抱き合っていた。



勝利の凱歌。この写真を撮るときの後ろ姿が、ust中継に写ってました。かなり挙動不審なんだな、俺って・・・
力が抜けて、しばらくスタンドに座り込んでたら、おなじカメラ(EP-1)持ってる人が、声をかけてきて、記念写真のシャッターを押した。俺も撮ってほしかったけど、立ち上がれなかった。



帰ろう。来て良かった。


というわけで、琵琶湖の横っちょあたりから更新です(6/9夜時点)。
寝台急行きたぐに。たぶん、日本最後の3段寝台の夜行急行。


何度思い出しても、梶山のゴールがなにかの幻のように感じる。


結局、Aグループは東京と仙台、Bグループは磐田と清水が勝ち抜け。で、準々決勝の対戦相手は清水かよ!
なんか、1年前にも対戦してたような。