28時間で新潟-神戸を往復する方法

旅

今回の遠征、行きは18きっぷ、帰りは急行「きたぐに」を使用。


いつもの新潟5:18発・信越本線普通始発で出発。長岡・直江津と乗り継いで、富山に着いたのは10:04。


北陸本線の普通列車は接続が良くないので、ここで特急を使用。「はくたか2号」で富山から金沢間の59kmだけ小ワープ。富山を10:16に出発し、金沢到着は10:53。わずか37分。特急ってはえー。


ここからは全て普通および快速で神戸まで行く。
金沢11:09発338M列車で、福井まで1時間22分。413系３両編成の真ん中に座ったのだが、これが大外れ。全然冷房が効いてない。外ではじりじりと気温が上がっている模様で、それに連れて車内の温度も上昇。車内気温が32℃を越えたところで、たまりかねて隣の車両に移ったら、こっちは少しマシだった。エアコンの吹き出し口のところで立って体を冷やして一息ついた。


福井着12:31。ここでまた乗り換え。今度は新しい521系の２両編成が来た。

冷房は効いてるし、シートも転換クロスで敦賀まで１時間弱だがゆったり行けた。福井で買った鯖寿司、うまかったですよ。


敦賀着13:55。ここから神戸までは湖西線経由の新快速で行く。乗り継ぎに少し時間があったので、売店で若狭名物「へしこ」（鯖の糠漬け）を買って食べてみた。日本酒がたくさん飲めそうな食べ物であるw


新快速は敦賀を14:23に出発。すぐトンネルに入って、山を越えて琵琶湖側に出た。

近江塩津を出てすぐ、琵琶湖が見えてきた。


列車は、琵琶湖に沿って走る。

湖でマリンスポーツに興じるみなさん。いいなあ。



こうしてみると、徐々に秋の空に変わりつつあるような。


神戸着16:54。170km・２時間半の行程だった。
神戸で各駅停車に乗り換えて、新長田に着いたのは17時過ぎ。


ここで地下鉄に乗り換えるのだが、その前に・・・



ビルの街にガオー！



マンションの裏でガオー！



夕日をバックにガオー！


そう、鉄人28号。青赤な人たちも見学に来てました。

ちなみに、鉄人には・・・・オ○ッコ用かな？　真ん中の大きい穴は（以下自粛）。


新長田からは地下鉄。総合運動公園に来ると・・・

なんと、屋台村の迎撃に遭ったのである。
青赤なイナゴさんたちも跳梁跋扈。私はギリシャ料理なんぞを試して（鳥のグリルにヨーグルトがかけてあった）、琉球屋台でオリオンビールを２本買って入場。


ユニバーに来るのは椋原・大竹の代のJユース杯準決勝以来か。通算では４回目かな。

バックスタンド上段が開いているのを初めて見た。


試合はですねえ、ま、権田さまさまでしたな。


大汗をかいたので、新長田から地下鉄海岸線で一駅いった駒ヶ林駅そばの「あぐろの湯」でさっぱり。
いわゆるスーパー銭湯ですな。家族連れがたくさん来ていて、少々騒々しかった。風呂は広くて快適でした。
ユニバーからだと、地下鉄西神・山手線から海岸線に乗り換えなければならないけど（乗り換えが遠い）、ホムスタからなら歩いても来られそうなので、みなさんも試合帰りに寄ってみてはいかが？
入湯料は貸しタオル込みで1100円なり。


でもって、銭湯でのんびりしすぎて、JR東海道線（神戸線）を使うと、大阪駅23:27発の急行「きたぐに」にタッチの差で間に合わないことが判明orz。


しかたがないので奥の手を使うことに。新長田から地下鉄で新神戸まで行って、新幹線で新大阪まで短距離ワープ、「きたぐに」には新大阪から乗ることにした。新大阪まで10分ほど、料金は1450円なり。これで10分の余裕をもって、「きたぐに」のB寝台に潜り込めるはずだった。


しかし、新大阪に着いてみると、人身事故で大阪ー京都間の東海道線（京都線）が運転見合わせ中。
「警察と消防が現場に急行しております」「消防が救助作業中です」「警察が現場検証をしております」と、駅員の実況中継を聞きつつ、蒸し暑い駅の中で待ちぼうけ。当然汗だく。風呂に入ってさっぱりしてから寝台に潜り込もう、という目論見は砕け散った。


駅の売店は全部閉まっていたので、いったん改札外へ出て、コンビニで買い物して戻ってきたが、まだ動いてない。


暇だったので、「みなみちゃん」を撮ってみた。


結局、運転が再開されたのは日付が変わった0:40過ぎ。「きたぐに」に乗れたのは0:50頃。定刻から75分遅れである。


コンビニで買ってきた酒をかっくらって爆睡。金沢でちょっと目が覚めたが、その後もぐっすり。気がついたら、もう新潟の一つ手前の亀田だった。
ダイヤは15分遅れまで回復していた。どうせ遅れて着くんだろうとたかをくくって、裸に備え付けの浴衣一枚で寝ていたので焦った。


新潟着8:45。所用時間27時間半、うち神戸滞在5時間、それ以外は全て列車か駅の中、そして得たのは勝ち点１と駅弁と鉄人28号と屋台飯とオリオンビール。
帳尻が合ったのか合わないのか分からない晩夏の遠征だった。