2011年J2第30節 徳島ヴォルティス 0 - 2 FC東京(観戦41試合目)


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連戦の中、迎えた上位対決。セットプレーで先制こそしたものの、徳島の激しいプレッシャーと、切り替えの速い攻撃に苦しむ東京。


そんな中、疲労の色濃い選手達にピッチ脇から熱き声援を送る男が一人・・・タッチラインから少しスタンドオフした位置から、徳島の守りに対しジャミングをかけるべく、咆哮する熊。


「外!外!」と叫んで相手の意識をサイドに引きつけ、その隙に選手達は中央突破を試みる。


それが実を結んだのは77分。カウンターから坂田が裏へ飛び出して起点を作り、中央の谷澤を経由して彗星のように駆け上がって来た石川へ鬼パスが渡る。
ヤザーの、シュートコースを限定する意図を込めたパスに(ほんとか?www)答えたエース。ナオの一撃は「ニア天井」に突き刺さり、東京はハードなゲームをモノにして、昇格戦線をリードした。



今回、徳島入りには南海フェリーを使った。夜行バスで大阪へ出て、難波から南海特急で和歌山港、そこからフェリーで徳島港へ。難波から徳島駅前まで4時間弱、約3千円なり(バスより安い)。


徳島に前泊して、徳島線の各駅下車。翌日、鳴門線でポカスタへ向かう。

鳴門線は単線で行き違いが出来ません。大量輸送はむりぽ。



終点・鳴門駅の一つ前、撫養(むや)駅で降りて、徒歩でポカスタへ向かう。距離的には、ほぼ2kmぐらいで鳴門駅から歩くのと変わらない。



ポカスタ着。2005年以来の再訪である。あんときは小峯がいたっけ。
そのときの観戦記はこちら。このころはまじめに書いてたんだ(苦笑)。



行列ができていたとくしまバーガー。残りはわずか3個・・・またやっちまったか・・・と思ったら、後ろにまだ積んであった。一安心w



激ウマだった阿波尾鶏の唐揚げ。徳島特産のスダチをかけていただく。私的スタジアムグルメ史上、屈指のうまさ。



このおじさんも来ていた。



青赤にしなくてもいいのにw



背後の山にお城が見える。スタジアム後ろの緑色の建物は大塚製薬の工場。



選手キター。



アウェイに毎回ジョナサン連れてくるとは、トーキョー魂って予算あるのかな?



日比野違い



徳島は第九を歌うのか。



試合開始前はホルストのジュピター歌ってたし、クラシック好きがいるのかな。でも、音域広くて大変じゃない?(平原綾香もちっと苦しそうだし)



ユルネバで迎撃!



徳島が序盤から前に出てくる。のっけから攻められっぱなし。



守りは堅い。ファーストディフェンスが速く、なかなかボールを繋げない東京。



こんなときはセットプレー。オーバーヘッド、東京!



ワショーイ!



このあとは、また我慢の時間。高橋のディフェンス。



だいぶシュートを打たれたが、東京の選手はギリギリのところで体を投げ出し、遠目からのものを除けばまったくフリーで打たせることはなかった。徳島は明らかに打ち急いでいた。ゴール裏で見ていて、そんなに脅威は感じなかったな。佐藤晃のアレだけはやばいと思ったが。
最後のところで森重が効いていた。



ハーフタイムは阿波踊り




タヌキたちがなんかしてたw


後半開始。

前半よりはマシになったが、依然として耐える展開が続く。徳島はコンパクトな陣形を保ち、東京の繋ぎを妨害。ルーカスは頑張っていたが、徹底マークを受けていた。
石川を投入するも、状況に大きな変化は無い。



四股を踏んで気合いを入れる三木。




しかし、攻められているときはカウンターのチャンスあり。
元気はつらつ、オロナミンC!(違)。



石川の一撃、ボールの軌跡は目に映らなかった。気がついたらネットが揺れていた。叫んで、その瞬間、声が割れました。


このあとは、さすがに徳島の勢いが衰えた。前線で起点となっていた佐藤晃大を下げて島田を入れる美濃部さんの謎采配もあって、徳島から怖さが消えた。

石川のシュートのリフレクションに飛び込んだルーカス。



眠らない街の時間ですよ!



勝った・・・・・



東京の選手達に握手を求める榎本。ケガが治って良かった。



したたかになった選手達。監督とタッグを組んでのかく乱戦術が見事だった(?)



永里シャー(手が入っちゃった)



石川シャー



背中に貫禄がにじみ出る。



帰りは鳴門駅から鳴門線。看板は鳴門違い。
勝瑞(しょうずい)駅で降りて特急に乗り換え、高松からマリンライナー、岡山から新幹線乗り継ぎで、大阪からは急行きたぐにで寝て帰る。



翌日朝、新潟帰還。さみーよ