ACL2012 グループF 第3節 北京国安 1 - 1 FC東京(観戦4試合目)〜試合編〜



北京の円陣。



開始早々、加賀が倒れ込んだまま動けない。プレーが止まった直後に、権田がベンチに向かって手をくるくると回し("教育的指導"のジェスチャーです)、交代が必要だとアピールしていた。


加賀が抜けた混乱が収まらり切らぬうち、怪しげな判定でPKを取られる。さっそく、やってくれたぜ。

権田、触ってたんだけど・・・・



その後も激しい当たりが連続。カウンターが怖い。ただ一本調子なカウンターではなく、ドリブルでDFを引きつけてからサイドを変えたりと、変化を織り交ぜたカウンターである。とくに19番のドリブルに手を焼いていた。しかし国安は、リードしているにもかかわらず、ごく普通の中盤の競り合いで警告を受け、やや減速。



東京もややリズムを取り戻すが、国安の守備ブロックが堅い。


しかし、前半終了間際、アーリアのゴールで同点に追いつく。


ハーフタイム。

可搬式乱入防止用溝。中国四千年の知恵である。


後半。


前半はまだカードを使って試合をコントロールしようとしていたレフェリーだが、後半はピッチの上の安全よりも、試合会場の安全を優先したらしい。

羽生さんがやられた。もう、スライディングのときに「蹴るぜ」ってポーズだったぞ。


それでも、パスが回り、東京の時間帯もあった。しかし、シュートまで持って行けず。


アーリアも攻撃目標になっていた。

レフェリーは、ファウルタックルを全て流すことに決めたらしい。



国安の選手も痛んでいたが、知らん。



終盤は国安のセットプレーが連続し、苦しい展開。



直接FKは権田がキャッチ。



試合終了。



ハードなアウェイだったが、貴重な勝ち点1をもぎ取り、グループ首位をキープ。




激闘を終えた選手たち。


地元サポーターが帰らないと俺たちは会場を出られない。早く帰ってね。え・・・



早っ! 10分も立たないうちに一般客が引けてゆく(この競技場、ゲートが多いみたい)。
中国の皆様はあの汚い椅子に新聞紙を引いていたのですね。新聞紙そのまま。



武警も撤収開始。列を組んで退場していく組もあれば、バラバラと出て行く組もあり。



ピッチに陣取っていた武警は、隊伍を組んで撤収していく。3人づつ隊列に合流するたびに、
「オーーーーーッ、ヘイ!」
ところで、武警の人は消火器をもってますね。つまり、これが必要になる時もあるわけだ。



アウェイサポの待機は続く。照明が消え始めた。えー。



退場が許されたのは、30分ほど後か。武警機動隊の皆さんはまだ帰れません。
特に騒動もなく、無事に漁陽飯店まで帰還、解散。
投宿したホテルまでは歩いて帰りました。特に危ないこともなし。
いや、中年男性に肩を抱えられた若い女性が、いっしょにアダルトショップに入っていくのを見た・・・



翌日朝、もう帰らなきゃならないんだけど、意地でここだけ見てきました。おかげで、搭乗ゲートに着いたのはボーディングタイムぎりぎり。



飛行機のまどから旅順港が見えました。写真中央やや下の丘が203高地かな。



帰りもソウル経由。ソウル→羽田便は、群馬・栃木上空を通過して、ぐるっと茨城まで回ってから羽田に降りる。あのー、上毛高原でいいから降ろしてくれないかなあ。


東京から新幹線で新潟帰着。遠足終了。
蔚山は、いけるかなー?