天皇杯3回戦 横浜FC 1 - 0 FCホリコシ(観戦77試合目)

日時:2005年10月9日(日)13:00キックオフ
会場:三ツ沢公園球技場
観衆:3000人ぐらい
主審:?
得点:内田(横浜)


3連休の中日、雨の三ツ沢。キング二人を見物にやってきた。
ホーム側にはいつもとおなじく横浜FCサポ。アウェイ側には赤黒のFCホリコシサポのみなさん(一瞬コンサかと・・)、そしてメイン・バックには青赤カッパの姿がちらほらと見える。私のいたバックスタンドには朝日社長までいるではないか。これら3チームのコアなサポーターにまじってカズ目当ての一見さんらしき姿もちらほらみえる。


試合だが、前半は横浜FCがJの実力を見せつけた。
パスの精度、スピード、対人能力、すべてが1ランク上。ホリコシにある程度ボールを持たせておいて、カウンターを試みる場面が多かったが、長めのパスを上手く使って早い攻撃を演出していた。そして、セットプレーは、FWに入っていた長身選手(誰だっけ?)とトゥイードがターゲットとなった、迫力満点のものだった。とくにトゥイードはでかさの質が違うというか、マークについたアマラオが小柄な選手に見えるくらいのでっかさで、まあ、JFL相手にあれは反則じゃなかろうかと思う。


トゥイードは守備でも効いていた。ホリコシの攻撃はボールも人も良く動く、ちゃんと練習してるなあと思わせるものだったけれど、肝心のフィニッシュが・・・。最後のパス・クロスの精度が低いこともさることながら、主にアマラオをターゲットにして入れてくるクロスの進路上に障害物が・・・。鞠ユースのディド息子も同類だが、このサイズの物体がピッチ上に存在すると、それだけで邪魔なのである。そう、邪魔、邪魔、邪魔、この邪魔者〜。ちっとはアマラオにシュート打たせんかい!


それと、下部リーグチームの典型として、ホリコシは中長距離でのパスや、マークに付かれたとき、あるいはちょっとスピードに乗ってプレーするとボールコントロールの精度が一気に悪化するのである。サイドチェンジは明後日の方向に飛び、ロングパスはそのままラインを割り、クロスはどっかん。そういえば、平間がまた自作自演劇(自分でチャンスをつくって自分で潰す)を演じていたような気がする。
唯一ボールが収まって正確な長距離パスが出せるアマラオが引いたポジションでボールを捌いたときだけ、しっかりと攻撃を組み立てられたが、そうなると今度は前線に人がいなくなる。もう一人のブラジル人?さんも、よく走るんだけど、あれ下手だねえ。


つーわけで、ホリコシはポゼッションで上回るも決定機を掴めず、DF陣が体を張って守るが内田のミドルを浴びてあえなく失点してしまうのであった。


横浜FCは後半もホリコシを掌の上で踊らせておけばよかったのだが、なぜか受けにまわってゲームを盛り上げ始めた(笑)。中盤でパスミスを連発、出足が悪くてセカンドボールを拾えなくなり、なぜか体を張った競り合いにも負ける、というわけで、開き直って人数をかけた攻撃を仕掛けてきたホリコシの前にたじたじとなる。最終ラインとGKの守備力でなんとか防ぎきったけれども、下位に低迷しているのも納得、という低調ぶりだった。


というわけで、総括すればホリコシの健闘が光ったゲームだったと思う。前半、ちょっと堅かったのが残念だったね。少しホリコシに肩入れしてた私は大いに楽しめた。アマラオのあれ、惜しかったなあ。決まってりゃ、今夜は祭りだったのに。


最後は、シドニーへ出稼ぎにいくキングを皆でお送りして締めくくった。
ホリコシの選手、ユニホーム貰ってたね。いいなあ)


あと、気になる他会場の結果だが、アップセットが二つ。
湘南 1 - 2 アローズ北陸(やっぱりベルマーレはだめなのか・・・)
札幌 0 - 2 佐川急便東京 !大物食いは在京JFLチームの伝統だね。たしか、数年前も名古屋に勝っている。


うちの東京が登場する4回戦は11月3日。
相手は上記2チームを除くJ2勢と、ホンダロックHonda FC、アローズ、佐川東京のどれか(あれ、14チームにしかならないぞ。ということは、いきなりJ1同士の対戦があるのか)。


気になる会場は・・・鴨池だけは勘弁してください。

追記:
昨年、天皇杯4回戦は下部リーグのホームスタジアム(もしくはホーム地域)で開催された。
今年も同じだとするなら、開催地は、

山形県(山形)、仙スタ(仙台)、笠松(水戸)、群馬陸(草津)、小瀬(甲府)、
東京周辺のどれか(佐川急便)、三ツ沢(横浜)、都田(Honda)、富山(アローズ北陸)、
西京極(京都)、鳴門(徳島)、博多球(福岡)、鳥栖スタ(鳥栖)、宮崎(ホンダロック)、
プラスJ1のうち2チームのホーム、

となる(つーわけで、4回戦で鴨池はありません)。


順位を考慮すると、J1ホーム開催には現在の下位2チーム、神戸と1969が選ばれる可能性が高い。すると、神戸ウイングと味スタが開催地に加わる。
そうなると、佐川東京はどこでやるのだろう(去年は磐田を迎えて味スタ)。相手がJ2や遠距離のJ1だったら西が丘でも可だが、近場のJ1が相手だとさすがにきついか(浦和と当たったら西が丘壊されちゃうw)。そうすると、、国立か、あるいは熊谷や柏、等々力あたりの近県で借りるのかなどいろいろ妄想は広がる。ちなみに、もし江戸川で開催してくれたら東京の試合を捨てて見に行きますww。
スタジアム問題はHonda FCも同様だが、この場合はヤマハ・・・は許されないにしても(親会社が商売敵)、日本平がある。
アローズはJ1開催の実績を有する富山県陸上競技場があるし、宮崎も芝生席が大部を占めるもののキャパは大きいみたいなんで大丈夫でしょう。


問題は、わが東京がどこへ行くかなのだが、私的ベスト3は、
第1希望:仙台(牛タンの夢よ再び)
第2希望:山形(米沢牛もいいよ)
第3希望:博多(ラーメン、ラーメン!)
つーわけで、もろに食欲が先行している(試合はどうでもいいのかね)。
今シーズンは京都がまだ未見なので西京極でも可。


きつそうなのは宮崎や富山ですね。
近隣は・・・つまらないので却下。実はそろそろ長距離アウェイ欠乏症になってきているもんで。


なにはともあれ、組み分け発表が待ち遠しいな。