2006年J2第21節 柏レイソル 4 - 1 東京ヴェルディ1969(観戦43試合目)

日時:2006年6月10日(土)14:00キックオフ
会場:日立柏サッカー場
観衆:11021人
主審:西村
得点:岡山(柏、5分)、ディエゴ(柏、8分)、フランサ(柏、11分)、岡山(柏、49分)、飯尾(ベルデー、89分)
警告:リカルジーニョ(柏、6分)、萩村(緑、9分)、リカルジーニョ(柏、40分)、ディエゴ(柏、52分)、
   海本(緑、55分)、平山(柏、56分)、平本(緑、71分)、飯尾(緑、79分)、谷澤(柏、89分)
退場:リカルジーニョ(柏、40分)*警告2枚

やって参りました、おバカの総本山、日立台
試合前、柏バカ一代をイントロ付きで大合唱。ビッグフラッグの下で全員上半身裸になり、「俺たちゃ裸がユニホーム」(「アパッチ野球軍」ですなw)。なぜか、皆すぐにいそいそと再びユニを着込む。岡山関連ゲーフラが林立。爆笑。


柏のスターディングラインナップおよびサブスティティーション。

   ディエゴ フランサ
    リカルジーニョ
  平山       谷澤
       山根
 大谷 小林祐 岡山 小林亮
       南

SUB:加藤、落合、永井、宇野沢、李
選手交代:フランサ→落合(44分)、ディエゴ→李(71分)、大谷→永井(89分)


ベルデーのスターティングラインナップおよびサブスティティーション。

    斎藤  平本
  大野      久場
    根占  金澤
 石川 戸川  萩村 海本
      高木

SUB:水原、菅原、大橋、アイナウソン、飯尾
選手交代:戸川→大橋(17分)、石川→アイナウソン(53分)、久場→飯尾(55分)
平本が復帰。


キックオフ後しばらくは右サイドを軸にベルデーが押しているように見えた。3分には平本がドリブルで入ってきてシュートを放つが、クロスバー直撃という惜しい場面。これが決まっていれば・・・と思わなくもない。リカルジーニョを中心としたパス回しで組み立てる柏の攻撃をプレッシングで封じていただけに、この試合はベルデー優位で行くかな、と一瞬だが思った。
しかし、5分、右CKから岡山のヘッドが一閃。8分にはカウンター、ドリブルで仕掛けたフランサからのパスをディエゴが決めて2点目。続いて11分にはセットプレーからフランサがミドルを叩き込み、なんと開始11分で柏が3点先行。この間、ベルデーは催眠術でもかけられたかのように、右往左往しているだけだった。柏のゴール裏ではミノフスキー粒子を散布しているそうなので、レーダーが使えなかったに違いない。ラモスがしょんぼりとベンチに座り込んでいた。


その後は膠着状態が続く。戸川を下げて大橋を投入、攻撃的にしてきたベルデーに対し、柏もブラジルトリオに平山、谷澤が絡んでアタックをかける。40分、しっかりタックルせず、ちょいと足を出して引っ掛けるなどやや軽率なファウルが目立ったリカルジーニョが2枚目の警告で退場。すでに3点リードしていた柏はフランサを下げて落合を投入。残り50分を守りきる作戦にでた。


後半立ち上がりから猛攻をかけるベルデーの前に立ちふさがったのは、またしても岡山。49分にフリーキックに反応してまたしてもヘッド一撃、柏4点目。以後も、セットプレーでたびたびベルデーを脅かし、あわやハットトリックの勢いだった。
4点を追うベルデーはどんどん前に重心を移し、最後にはDFまで前線に上がり、自陣にはダブルボランチが残るのみとなった。しかし、ゴール前をがっちりと固める柏守備陣を破れず、枠を捉えたシュートはことごとく南の好セーブに阻まれる。結局、ロスタイムに1点返すのが精一杯だった。


試合後は、もちろん岡山オンステージ。すごいです。川崎時代よりレベルアップしてます。それに、お客さんは誰も帰りません(笑)。ちなみに、岡山が柏に買う家は「3LDK」で庭付き、庭には芝生、そして犬を飼うそうな(ジェフィとユニティだったりして)。気になる建築費なんですが、移籍金に20億出すという豪気な方がいらっしゃるので大丈夫でしょう。