デンソーチャレンジカップ島原大会決勝戦 関東A 2 - 0 九州(観戦3試合目)

日時:2007年3月4日(日)12:00キックオフ
会場:島原総合運動公園陸上競技場
観衆:約300人(だそうです)
主審:越智、副審:亀川、田川、第4審:平尾
得点:高崎(関東A、30分)、辻尾(関東A、68分)
警告:7本田(関東A、14分)、5古木(九州、16分)、11菊池(関東A、40分)、
   14辻尾(関東A、43分)、11朴(九州、52分)、5古木(九州、77分)
退場:5古木(九州、77分)*警告2枚


関東選抜Aのスターティングラインナップおよびサブスティテューション。

GK:1関
DF:3塚本、4鎌田、5飯田、6石井
MF:11菊池、7本田、14辻尾、8山本
FW:9兵藤、15高崎
SUB:18藤井、17野本、10鈴木修、13武井、16渡邊千
選手交代:8山本→13武井(58分)、14辻尾→16渡邊(77分)、6石井→17野本(88分)


九州選抜のスターティングラインナップおよびサブスティテューション。

GK:1西田
DF:3宮路、5古木、16杉本、17森
MF:6小泉、7岩元、9西野、10伊藤、
FW:19上野、11朴
SUB:18桑原、8平石、15河内、20麻生、21高橋
選手交代:19上野→15河内(HT)、10伊藤→8平石(72分)、11朴→21高橋(73分)、9西野→20麻生(76分)、


ますます強くなる南風。
前半、風上を取ったのは関東A。そして彼らが展開したのはロングボールどっかん駒大サッカー
orz。兵藤や山本脩や本田拓がいるのに・・・
案の定、前線の高崎をターゲットとしたロングボールを多用、というよりそればっかの関東が、風上でボールが伸びるのをいいことに九州を押し込む。九州選抜必死の守りでなかなかゴールを抜けなかったが、関東Aは41分に先制。
スローインを得て素早くリスタート。ゴールエリアにいた高崎がこれを受け、DFを背負いながらも反転、角度のないところからシュートを決めた。


九州選抜も頑張りを見せていたが、個の力で上回る関東の前に決定機を作れないまま前半を終わる。


ところがエンドがかわった後半は様子が変わる。なにせハイボールが逆戻りしてくるような強風、関東はロングボールが使えない。風下にまわった駒大は怖くないということか(笑)。
後半開始20分は九州が一方的に攻め込む展開だったが、センターバックが鉄人とガンダム、その前をクラッシャー菊池と実は潰し屋の本拓が固めるという鉄壁の関東ディフェンスを破れない。


風がますます強くなる中、空中戦はもう無理と見た関東はようやく地上戦に転換。兵藤、本拓、交代出場の武田の間でパスを回して崩しにかかる。もっとも追加点はロングスローを高崎がGKと競り、こぼれたところを辻尾が押し込んだものだったが(苦笑)。


とにかく、試合終盤に来てようやくエンターテイメント性あふれるパスサッカーが始まり、交代で出てきた渡邊千(島原出身、競技場からほど近いところで育ったそうです)がやんやの喝采を浴びてプレー、最後は活気も出てきて良かったんじゃないでしょうか。
試合自体は関東Aの貫禄勝ち。


兵藤の仮面好青年ぶりとか、かなり謎の遠征選抜メンバーとか、あのサッカーのままで安養行くつもりなの、とか試合後の話題もあるのですが、それは#あきこさんとこを見てください。


急造選抜チーム同士の試合なんで、はっきりいって試合内容はいまいちだったのですが、一足早い春を堪能できたので元はとれたかな。ただし、後遺症が一つ。ずーっと陽に当たってたので季節外れの日焼け。週明けに出社するときはずる剥けで会社の皆から怪訝な視線を浴びましただ。
ちなみに、来年はそのまんまなところで開催される、という噂が流れてましたよ。


帰りは#あきこさんをフェリー埠頭までエスコート、つーか大荷物を抱えて歩くのをせせら笑ってただけだがw、お詫びにうどんをおごって(うなぎの蒸籠蒸しにすればよかったかも)お別れ。鉄道の時刻が合わなかったので、結局島原駅まで歩きつつ観光なんぞをしてまわり、夕方の電車に乗って、雨に煙りながら暮れる雲仙を眺めつつ諫早の宿へ戻る。翌日朝一の便で帰京。