乗り鉄紀行ー只見線・会津鉄道・野岩鉄道・東武その他

今回の乗り鉄は、金曜の夜に上越線小出駅まで行って一泊、翌朝5:32発の只見線始発に乗って会津若松へ、そこから会津鉄道・野岩(のがん)鉄道で南会津を抜け、日光方面へ、そして東武に乗って栗橋まで出て、最後はJR東北本線宇都宮線)で、宇都宮、そして餃子大会栃木グリーンスタジアムでJ2観戦、という日程。



早朝5時の小出駅只見線始発。終点の会津若松まで通しで走るのは1日3往復のみ。乗客は10人ほど。



ボックス席を占領して朝日に輝く田んぼを眺めつつ新潟・福島県境の山へ分け入る。窓を開けると風が冷たい。

しだいに地形が険しくなる。


新潟県側最後の駅、大白川。ここで通過列車待ち合わせのため20分以上停車。この後、福島県に入ってからも何度か通過列車待ちの停車があり、会津若松までの所用時間5時間のうち、なんだかんだで1時間ぐらいは待ち合わせのために使っていたのではないだろうか。



県境を越えてすぐの停車駅、田子倉。長いトンネルの合間にある、雪除けの屋根の覆われた、秘密基地みたいな駅である。駅のまわりに人家はないが、写真のような登山客のために停車する。冬季は閉鎖されているとのこと。





只見川に沿って、絶景が続く。



途中、会津川口駅で通過列車待ちの停車。この駅には売店があり、ここで食糧調達。



太陽が高くなり、列車も会津盆地へ抜ける。



会津若松から、会津鉄道で、まず会津田島まで。野口英世です。



会津田島からは東武が乗り入れていて、私が乗った列車は浅草行き快速。会津の山の中で浅草行きとは、不思議な感じ。ちなみに浅草まで3時間かかります。沿線は温泉がいっぱいあって、観光路線なのかも。
お盆休み中とあって、乗った列車は満員。ボックス席は浅草まで降りないぞ、という顔をした家族連れやカップルで埋まっている。結局、東武との接続駅・新藤原で列車を増結するまで、座れなかった。



下今市からは、東武日光線で日光へ。

東武日光駅とJR日光駅はすぐ近く。JRの駅舎は瀟洒な感じ。


この後は東武で栗橋までいって、そこから東北本線で宇都宮。朝早かったせいもあって、栗橋までほとんど寝ていた。

本日の乗車距離、380km。うち新乗距離は320km。只見線135kmを完乗。
翌日は宇都宮からJR烏山線22.4kmを完乗。


これで、JR東日本は、総営業キロ7405.8km中、乗車5197.6km、未乗2208.2km、乗車率70%。
JR全体では、総営業キロ19844.7km中、乗車10398.7km、未乗9446km、乗車率52.4%。


私鉄は、会津鉄道野岩鉄道を完乗。東武鬼怒川線日光線を完乗して、総営業キロ463.3km中、乗車351.1km、未乗112.2km、乗車率75.8%。


宮脇俊三への道は遠い。