丸亀への道(瀬戸内ニワカお遍路編)

旅4日目。今日こそ、瀬戸内を越え、丸亀へ行く(行かなきゃ試合が見られないじゃないか)。
その前にちょっと寄り道。広島から山陽本線上りで6駅目の瀬野で下車。


お目当てはこれ。

スカイレール。山の上に造成された団地の住民輸送用に作られたモノレールである。
遊園地のゴンドラみたいだが、法律上は鉄道。定員は25人。
JR瀬野駅に隣接するみどり口駅から、山上?のみどり中央駅まで、1.3kmを結んでいる。ちなみに、標高差は160m。


団地にわざわざモノレール、なんて言ってはいけない。上から見るとけっこう急斜面なのである。

多摩にお住まいのみなさん、いかがですか?
休日の早朝とて、山の上へ行くとき(上り?下り?)の乗客は私のみ。ところが、山の上に着いてみると、小学生が大集合。なんか学校行事かな、と思って聞こうとしたが、変な人と間違われるといけないのでやめた。山の上には学校が無く、団地の小学生たちは麓までこのモノレールを使って通っているらしい。掲示を見ると、朝の登校時間帯には「小学生専用」の設定もあるのであった。


スカイレールを乗り潰し、改めて山陽本線で岡山を目指す。瀬野7:39発の普通1526M列車で三原へ、さらに普通426Mに乗り継いで10:47に岡山着。


岡山から丸亀までは、特急「南風7号」を利用。

やなせたかし氏が高知出身という縁で、JR四国アンパンマン列車なのであった。当然、ちびっ子に大人気で、特急の乗車率自体を押し上げる効果があったとか。アンパンマン、恐るべし。
特急「南風」は、瀬戸大橋線予讃線を経由して、高知方面へ行く。琴平から先は電化されていないので、ディーゼル特急である。この車両、昔の千代田線みたいな顔をしているが、カーブに差し掛かるとアクティブ制御で車体を傾けるハイテクな仕掛けが付いており、山の中の曲がりくねった路線も高速で疾走できるそうである。

あなごめしで腹ごしらえ。となりに座った高知まで行くというおじさんがサンフレファンで、サッカーの話で大いに盛り上がり、「健闘を祈ります」という励ましをうけ、意気揚々と丸亀へ乗り込んだが・・・

牛タン食いすぎた呪いかなあ・・・
現有戦力での限界が見えた試合でしたね。仙台の2列目の動きをマークできず、前半からフリーでミドルを打たれまくり。権ちゃんの奮闘がなければ、あと3点ぐらいは取られたかも。ちゃんと補強しないと、来年はJ2降格しかねないよ、と真面目に心配してしまったのでした。


帰りの夜行列車は23時半に大阪発なのでそれまでの時間は・・・・

まず、高松へ行ってみた。列車には、天皇杯観戦帰りのサッカー部員が多数乗り込んできて、うみゅー、かわいいマネたんはいないかの、と捜してみたが、男ばっかりだったorz。

高松では、琴電乗って(イルカがお遍路している。もしかして○○○ターレ?)、

八栗ケーブル乗って(なんてレトロフューチャーなデザイン!)、


四国第八十五番札所・八栗寺に行ってきた。まあ、お祓いということで。

これで、琴電も全部乗ったし(丸亀へ行くたびにこつこつ乗ってたのよん)、八栗ケーブルも制覇したし、今度四国に来る機会があったら、なんとかして休暇をとって、四国の乗り潰しをしよう(計算上、3日あればできる)、などど、極力サッカーのことを考えないようにしつつ、境内をうろついていると、妙な石碑を発見。

栗○快楽・・・・これはサッカーを楽しめという意味なのか、それとも柏の町でぶいぶい言わせろという意味なのか、はたして神仏のお告げやいかに?


この後、宇高航路・宇野線経由で岡山に戻り、岡山の路面電車を乗り潰してから大阪へ向かい、23:27発の急行「きたぐに」で新潟に戻った。
新潟に着いたのは翌朝8:29。もちろん、そのまま出勤。実に眠かった。