丸亀への道(関門海峡死闘編)

旅3日目は、まず泊まった小倉から、鹿児島本線門司港駅まで移動。

門司港駅は、伝統を感じさせる立派な駅。かつては交通の要所として賑わったこの界隈は、伝統を感じさせる建物が多い。それらを生かして「門司港レトロ」として、観光スポットとなっている。

その一環として、貨物線の廃線跡を整備し直して観光列車が運行されている。
門司港レトロ観光線「やまぎんレトロライン」である。平成筑豊鉄道が運行するトロッコ列車。夏休みなどのバケーションシーズンを除けば、土日と祝日の運行である。朝9:45発の一番列車に乗って、関門海峡めかり駅を目指す。



関門海峡はひっきりなしに船が行き交う。写真のような非常に狭い間隔で船同士がすれ違う。先日、我が海軍の護衛艦が某隣国の貨物船と衝突し艦首を損傷したが、こりゃ、よけきれんわ。
おのれ、栄えある観艦式の旗艦を務めた「くらま」へ体当たり攻撃をかけるとは、不埒なやつらだ! そこへ直れ、特亜の手先どもめ! この小次郎がタイガーショットで手打ちにしてくれるわ! と、ネトウヨなことを考えてみる。
しばらく関門海峡を眺めてから、トロッコ列車門司港駅へ取って返す。私の乗った一番列車は空いていたが、二番列車以降は団体客で満員御礼。早起きして良かった・・・


その後、門司港駅から門司駅まで戻り、山陽本線に乗り換えて関門トンネルを抜け、下関へ移動。JR九州の管轄は下関駅まで(正確には関門トンネルの下関側の出口付近が境界らしい。駅はJR西日本が運営している)。
これで、○○○ターレの呪いにより乗り損なったラクテンチケーブルを除き、九州の鉄道路線は全て乗ったことになる。

下関駅に着くなり、謎の海洋生物が襲撃してきた。

当然反撃を加え、喰ってやった!(下関の駅弁「ふくめし」)。ついでに海洋生物のひれも、酒に浸して飲んでやった!


文字通り、勝利の美酒に酔いつつ、山陽道を鈍行で移動する。暖かな陽差しが差し込み、ポカポカの車内。ここで海洋生物が反撃を始めた。私の体内に毒が回り始め、意識がもうろうとし始める。

次は飛田給か・・・・



戸田が下手ってわけじゃないだろう・・・・



海か。くそ、また奴らが襲ってくるな・・・



頼むよ、二年目のジンクスは勘弁な・・・


もうろうとする意識の中、部活帰りの女子高生集団を認識。うみゅー、かわいい子はいるかのう、と見てみたが、みんな「体育会」と顔に書いてあるような子ばっかりだったorz。一人、腕にマジックで「確実性」と書いてある。どうやら確実性に難のあるプレーヤーらしい。ところで君たち何部?


ようやく、謎の海洋生物の攻撃をやり過ごすと(要するに「寝る鉄」してたわけですが)、広島の一つ手前の横川駅。ここで可部線に乗り換え。

終点の可部まで、14kmを乗り尽くす。列車は広島郊外の住宅地の中をのんびり走る。次第に山が迫ってくるが、その斜面も宅地化されている。かつて、線路は可部からさらに中国山地の中の三段峡まで伸びていたが、利用者が少なく廃線となった。


その後、広島市内に入り、路面電車の未乗車区間を消化。

お目当てのグリーンムーバーにも乗った。
乗り鉄しているうちに、広島の夜は更けていく(あれ、丸亀は?)。