山陰本線(出雲市-益田)・山口線
5月1日は山陰本線の出雲市-益田間129.9kmと山口線93.9kmを乗り潰す。
出雲市駅発8:07。快速アクアライナー3451Dで行く。ほぼ満席。部活の合宿に行くらしいトレーニングウェアの高校生集団で車内は賑やか。
日本海が見えてきた!
大田をすぎると車内が空いてくる。車内はぽかぽか。賑やかにおしゃべりしていた高校生たちも、やがて集団で爆睡を開始。
それはいいが、女子がボックス席を占拠してゴロリと横になって寝ているのはどうかと思う。男子部員たちが苦笑していたw。
列車は江津に差し掛かる。白地に青線の車両が三江線のキハ120系。この線は木次線と西の横綱の座を争うローカル線だが、乗りに来なければならないな。
そんなこんなで10:44に終点の益田着。キハ126系2両編成の快速での、2時間37分の行程だった。高校生たちはマイクロバスに乗って合宿地に向かっていく。
益田は柿本人麻呂と縁がある地らしい。
駅のまわりにめぼしいものはなかったが。
益田から、11:32発2544D列車で出発。まず山口までこの列車で行って、山口で新山口行きに乗り換える。通しで走らせろよ。車両はキハ40系気動車単行。
山口線はひたすらこんな風景です。低い山並み、田畑、点在する家々。美しいといえば美しい田園風景だが、あまりにも単調で飽きてくる。
駅の周辺はよく整備してあって、花々もきれいなんだが・・・
のどかだなあ。ひたすら、のどかなだけだ。
こんなのどかな田舎なのに、どこから出てくるのか次々と人が乗ってくる。途中でSLやまぐちとすれちがったが、車内が混んでいて撮影できず。
山口着13:27。1時間55分の行程。6分の待ち合わせで、新山口行き664D列車に乗り換え。これもキハ40系の単行だが・・・
GWということなのか、車内は大荷物を持った人たちでブリ混み。ボックスシートの車両なので人を詰め込むには限度がある(大阪では、ボックスの中にまで人が入ってくるそうだがw)。途中の駅で、下校しようとした高校生を積み残したらしい。
新山口着13:55。わずか22分間の乗車だった。
新山口は種田山頭火なのか。
新山口駅からは500系新幹線で広島へGO。ちなみに、かつて一世を風靡した500系もいまや「こだま」運用。
これで、中国地方で残るのは、JR西日本だと、山陰本線の益田から先(益田-幡生間)、姫新線の姫路-津山間、津山線全線、芸備線の広島-備後落合間、福塩線、三江線、美祢線、岩徳線、そして宇部線。
私鉄は、一畑電車の川畑-出雲大社間(これは中国地方最後に乗ろうと思ってとってある)、岩国から山奥に入っていく錦川鉄道、そして今回寝坊して乗りはぐった倉敷の水島臨海鉄道。
全部乗り潰すには、あと正味5日間ぐらいはかかるかな。