2010年J1第12節 FC東京 2 - 2 清水エスパルス


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プレースキッカーの差がスコアに表れた、という感想を書こうとしたら、巻き返して、バカ試合になりかけた。
ホーム不敗神話はいまだ破られず(ものは言いようだな・・・)。


東京はゲームを通じて主導権を握り続け、清水を圧倒的に押し込んだ。羽生さんがリンクマンになると、スムーズにボールが回る。梶山の復調、徳永がボランチに慣れてきたせいもあるんだろう。


清水はヨンセンへのクサビを潰しさえすれば怖くない。岡崎の飛び出しも、まずヨンセンのポストが機能してこそ。4-3-3はうまくいってるようには見えなかったなあ。オフザボールの動きが少なくて、パスを引き出せない。足元でボールを受けて前を向けば脅威となるプレーヤーはいるんだけどね。


ただし守備は堅い。全員、帰陣の意識が高くて、隙がない。清水の守りは、判断も的確だと思った。前半、完全に押し込まれているときは人数を割いてペナルティエリアを固め、後半、東京の足が止まり始めると高い位置でボールホルダーを追いかけ回してボールを下げさせる。


あの守りをコンビネーションで突破するには、まだパスの精度やアイデアが足りない(少しずつ向上しているとは思うんだけど)。
なまじ、アタッキングサードまでボールを運べるようになったことが問題を難しくしている感はありますね。敵を押し込んでしまうので、ゴール前、人数が揃っているところを突破しなければならない。


結局、攻めあぐねて、セットプレーから2失点。もう、キッカーの差ですな(涙)。特に、後半の淳吾タンのFK、やな予感がした。藤本が筑波大時代、あの位置、あの距離で直接決めたのを都合3回ぐらい見てるんで。案の定、超美技を見せつけられた。梶山はあの位置でファウルしちゃだめ。
もうだめかと思ったけど、わからんもんだ。


長友と松下のシュート、まあ、打ったモン勝ちですなあ。ただ、80分過ぎから清水のファーストディフェンスが遅くなってきているような気はしていた。ある意味、城福さんの思惑どおりだったのかな。パスを回して相手を疲れさせておいてから決めるって、君たちはアーセナルを目指しているのか。


もしかしたら、青赤の長友を見るのはこれが最後かもしれないので、スーパーショットを見られて良かった。


酔っぱらいながら書くとまとまりねーなーw