2010年JFL後期第3節 栃木ウーヴァFC 0 - 1 ホンダロック


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3連休二日目は、梅雨明け直後の酷暑の中のハシゴである。まずは、栃木県総合運動公園陸上競技場で行われるデーゲーム、栃木ウーヴァvsホンダロックを見る。

こんなときに、わざわざ栃木に行くとは俺も物好きよのう・・・いや、好きでこの時期を選んだんじゃない。J1・J2全39クラブを見るためには、この日に栃木SCを見ておかないと後がきついのだ(それでもきついのだ)。それにだ、真夏の栃木でハシゴしませんかといわんばかりの日程に釣られたせいもある。


というわけで、今回の遠征の拠点にした大宮の宿を出て、宇都宮線両毛線栃木駅、そこから東武を使って新栃木駅に到着。キックオフまでまだ時間があったし、距離的に近いので、新栃木のひとつ先の合戦場駅まで行ってみた。そこから、徒歩でスタジアムに向かう。


途中のスーパーで食料を買い込んで、正味約30分で会場到着。歩いているあいだはそんなに暑さは感じなかったが、席についたとたん、脳みそが溶け始めた。公式記録によると、気温はなんと37度!夏だ夏だとんがろう・・・・


会場は、メインスタンド以外は芝生という田舎の陸上競技場。照明設備はなし。スタンド中央部分だけ小さな屋根が付いているが、その日陰は関係者席になっている。一般客は日光浴のし放題である。ああ、かき氷うめー。


以下、試合の感想(脳みそが溶けていたので詳しいことは覚えていません)。


ウーヴァはパスをつないで攻撃を組み立てようとしていたが、ミスが多くてなかなかフィニッシュにつなげられなかった。ホンダロックは、ウーヴァの繋ぎを狙ってのショートカウンター指向。この狙いがはまって、何度かいい場面を作り出していたが、ネットを揺らせずに前半はスコアレスで折り返す。


後半もロックのペース。スコアが動いたのは49分。左クロスを小原が落とし、首藤が決めてロックが先制する。


流れの中でフィニッシュに持っていく形を作れないウーヴァは、選手交代で状況を変えようと試みる。73分に投入された高橋駿がいい。積極的に仕掛け、流れを引き寄せようとする。


しかし酷暑の中、両チームとも疲れが出てきて、相手をファウルで止める場面が多くなる。当然、試合がぶつぎれになり、ウーヴァが作りかけていた流れの中のリズムも消滅した。ホンダロックがゲームを壊したというべきか、ウーヴァが空回りしたというべきか。ウーヴァはFKの放り込みに最後のチャンスを託すが、結局得点を奪えずに試合終了。アウェイのホンダロックが勝利した。


ホンダロックのサポーターはかなり来ていた。


試合後は、新栃木駅まで徒歩で戻る。途中のジャスコで水分補給および体の冷却を行い、正味40分で駅に着いた。あちー(そればっか)。