高山本線鈍行の旅

この週末は青春18切符の旅。夏季シーズン初である。まず、土曜は岐阜に向かい、J2第19節 岐阜vs愛媛戦を見る。この時点で、未見のJ2チームは富山、岐阜、愛媛、大分、熊本の5チーム。このうち2チームを消せる。


信越本線新潟発始発5:18で出発、長岡→直江津と移動。直江津で鱈めしを買い込み、腹ごしらえしながら北陸本線の食パン列車で富山を目指す。この車両は冷房にしろ暖房にしろ効きすぎるのが難点である。富山駅着10:04。体が冷えていた。


富山駅では大破壊が進行中だった。新幹線が攻めてきたのだ。高架駅を作るため、一部のホームを盛大に破壊している。仮駅舎が構内のはじっこに移動していて、不便だった。


ようやく探し出した白えびてんぷらの屋台でおやつ。食べたらすぐに高山本線のホームに向かう。今日乗るのは、信越本線北陸本線高山本線と、本線ばっかりである。このなかで、高山本線だけは地方交通線扱い。その地位にふさわしく、富山駅で待っていた列車は、キハ120の単行である。

車内は、高山へ行く観光客でかなり混み合っていた。増結しろよー。それから冷房がぬるいぞー。


JR西日本JR東海の境界駅・猪谷で乗り換え。


ここは、かつて神岡鉱山からの貨物輸送で賑わった駅。いまは広い構内が残るのみ。


高山まではキハ48系の2両編成。

こんどは、ボックスシートを独占してゆったり座った。クーラーも効いてるし、いざとなればこの車両は扇風機がついている。座席にふんぞりかえりながら体を冷却。風景を眺めているうちに高山駅に着いた。


ここは高地、すこしは涼しいかと思ったら・・・甘かった。多少標高が高くても、ここは岐阜の内陸部である。この日は気温35℃まで上昇したらしい。よりによって、一番暑い時期に一番暑い地域に来てしまったようだ。しばらく町をぶらつこうと思ったが、暑さの前に断念。駅前のラーメン屋で昼食を済ました(高山ラーメンはちと期待はずれ)。


駅に戻って、13:31発の特急ひだ12号に乗車。次の鈍行は14時台でなく、それに乗っていると長良川の岐阜vs愛媛戦キックオフに間に合わないため、やむなく美濃太田まで特急を使う。


美濃太田からは再び鈍行。


2度ほど途中下車してうろちょろし、岐阜についたのは16:32だった。