2011年J2 各クラブプレビュー 水戸ホーリーホック編(開幕直前改訂版)


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J2プレビュー、水戸ちゃん編の改訂版です。オフ期間にアップした記事はこちら(1月19日版)。


皆さんご存じの凍将闘将・柱谷哲二が指揮をとる水戸ちゃん。闘将効果なのか、J2下位のわりにはエルゴラ等に取り上げられる機会も多い(鳥取や北九州なんて・・・)。


今オフも恒例となっている大量放出大量補強があり、大卒新人中心の鮮度あふれるチーム編成となっている。チーム在籍13年目の本間は別格として、その次が在籍5年目の遠藤、在籍3年目が5人、2年目が5人と、経験が蓄積されない状況が続いている。
反面、新人にとっては出場機会が得られるチームであり、財政規模の割りには(失礼)、いい選手を獲っている。ただし、育つそばから引き抜かれちゃうけど・・・
柱谷監督は3年計画でのチーム強化をもくろんでいるようだが、クラブの財政がついてこないと絵に描いた餅に終わりそう。このようなクラブにとって、移籍金制度の廃止は本当に痛い。


キャンプ期間中に福岡大出身のDF代健司、開幕直前の3月1日に筑波大のMF小澤司をメンバーに加え、総勢26人で新シーズンに臨む。


キャンプ前半の練習試合では4-3-3を試していたが、攻守のバランスの問題からか、2月後半から4-4-2を主にトレーニングを積んできた模様。
吉原が昨年10月にアキレス腱を断裂し、現在リハビリ中で開幕に間に合わないが、その他に長期離脱者は出ていない。


チーム編成上の問題は大和田・作田・藤川ら昨季の主力がごっそり引き抜かれたDF陣だが、センターバックは加藤とルーキー塩谷のコンビで練習試合・プレシーズンマッチを戦っている。右SBには栃木から加入したベテラン岡田、左SBはチーム在籍3年目の保崎。村田翔とキャプテン西岡という共に2年目のコンビがボランチを担う。
攻撃的な選手の員数は揃っているが、練習試合では右MFに小池、左MFは小幡が先発するケースが多い模様。FWは昨年も主力として働いた遠藤が軸。その相方として、昨季終盤にブレイクした常盤と、出戻り新人(磐田→順大→水戸)・岡本がポジションを争っている。


このほか、韓国のユース代表・イ カンも面白い存在らしい(私はまだ見たことがない)。


PSMで柏を破るなど、仕上がりは好調の模様。GK本間はあいかわらず反応の良さを見せているようで、DF陣さえ踏ん張れるなら、中位進出もあり得るかもしれない。


それから、K'sスタのグルメは相変わらずヴァリエーション豊富だが、やや縮小傾向も見て取れるので、食い尽くしてやりましょうwww。