2011年J2 各クラブプレビュー 栃木SC編(開幕直前改訂版)


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北関東3兄弟の餃子担当・栃木SC編の改訂版。オフに書いたプレビュー記事はこちら(1月19日版)。


松田政権3年目の栃木は、エースのリカルド・ロボが残留し、できる限りの補強もして、J1昇格を狙う気満々。キャンプも順調で、ボランチ本橋が負傷で出遅れている程度のようだ。


2月27日、草津vs東京戦の裏番組wとして行われた浦和とのPSMをスカパーで見た。浦和がアレだったせいもあるが、栃木のパフォーマンスは良かった。


組織的守備で浦和のパスワークを封殺。攻撃は速い切り替えから、鈴木修の展開およびフィード、パウリーニョのドリブルでの持ち上がり、河原のスルーパス、高木のクロスからチェ・ロボという点で合わせられるストライカーの飛び込みというパターンで、チャンスを作っていた。クロスバーに3発当ててしまい、試合は1-0で負けたが、仕上がりの良さを感じさせる内容だった(まあ、浦和がアレなんですけどね←しつこいw)。


ゾーンディフェンスはほぼ完成されていて、マークの受け渡しやカバーリングもスムーズにできていて、穴が空かない。パスで崩すにしても、ワンタッチで「ムービング」しないと破れないな。


あと、攻守にわたって数的優位を作るのがうまく、個人能力の劣勢(対J1比)をうまく補っていると感じた。細かいところまで指導されてるんでしょう。


開幕スタメンはPSM浦和戦の先発メンバーが基本になると思う。GKが武田、DFが左から那須川−大久保−渡部−西澤、中盤は高木−パウリーニョ鈴木修−河原、FWがロボとチェ。


CBに大和田、SBには赤井、宇佐美らが控え、中盤では落合、杉本、水沼らがおり、J2レベルでは十分に計算できるオプションを持っている。


問題は、噂のイケメン・トリポジの調子が上がってこないことだろう。今シーズンはロボが徹底マークにあうこと必至なので、セカンドストライカーの活躍が上位進出のカギを握っている。


組織ができあがっていて、走れて、かつ監督が色々仕掛けをしてきて、ということで、個人的には、一番嫌なチームです。3月27日の第4節で早くも対戦するので、是非とも叩いておきたいところ。
餃子をたらふく食って、気を引き締めてかかりましょう(あ、ホームだっけ?)。


グリスタはサッカー専用のいいスタジアム。売店の餃子がうまいで。問題はアクセスだが、最近はシャトルバスが整ってきた。近郊で手すきの車両を総動員しているらしく、運がよければサルーンバスに乗れます。
あとは、マンUこと萬代裕子が美人かどうか、チェックするだけだな・・・