2011年J2第28節 愛媛FC 0 - 5 FC東京(観戦38試合目)


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「リアルJ1体験」と銘打って、かなりの意気込みでこの試合に臨んだ愛媛のみなさん。その結果は・・・まあ、楽しく過ごさせていただきました。


勝負の綾は、試合序盤、斎藤学が決定機をものにできなかったことでしょう。アレが決まっていれば、もっと難しい試合になったと思います。



夜行バスで新大阪へ出て、新幹線・マリンライナーと乗り継ぎ、坂出で購入した「四国フリーきっぷ」を駆使してあっちこっち寄りながら、雨の愛媛にたどりついたのは午後4時ちょっと前。



シャトルバスはJR松山駅始発。ここからなら座っていける。ただし、市駅経由で街の真ん中を通っていくため、早速渋滞に捕まる。



40分近くかかって、ようやく市街地脱出。見えてきたのは山の上にそびえ立つ総合体育施設。まるで山城。結局、正味50分かかりました。



着いてみると、体育館の前にミカンバスが・・・



例のクリーチャーを発見!
カエルなので雨対応着ぐるみ(違)




どう見ても、青赤いイナゴのほうが多い行列・・・・w



アウェイゲートはここだよ。再入場は透明スタンプを手に押して紫外線ライトで確認する方式でした。



雨のニンスタ。本城と同様、傾斜が緩くてバック・サイドスタンドは見にくいです。山の上なので、雲と同じ高さなのよん。



アップ開始。



ふとピッチをみると塩田が倒れていた。スタッフに背負われて一時退場。不安が広がるゴール裏。



塩田に届け、You'll never walk alone.



愛媛のみなさんも気勢を上げる。



塩田、無事に出てきました(無事じゃなかったことが後で判明するが)。
円陣でエンジンを掛ける。



試合開始。ピッチは水たまり状態で、選手が走ると水しぶきが上がり、メイン側ではパスが水たまりにはまって止まるようなコンディション。
序盤、ゴール前に入り込む斎藤学を捕まえきれず、3回ほどヒヤッとする場面が。斎藤は、ドリブルで今野・森重をかわしてシュートを放つが枠を捉えられず。


命拾いした東京は、ピッチコンディションを考慮して長いボールが多め。それでも、局面の競り合いでは優位に立ち、ボールを保持して主導権を握る。縦パスを受けた谷澤がターン→右サイドのルーカスへ→ルーカスが低いアーリークロス→ニアに羽生さんがダミーラン→ボールがファーに抜けて草民!、という流れるような展開で先制。



先制されたあと、愛媛はジョジマール・福田にボールを集め、高さ勝負。コーナーキックが連続、ゴール前での混戦が続くがなんとかしのぐ。



そしたら、前野が二枚目黄紙で退場。それで得たFKから今ちゃんヘッド。
ヘディングシュートの0.05秒前ぐらいかな?



前半終了。塩田、大丈夫か?



愛想の良い屋台のオジサン。ビールを買いに来るのは圧倒的にイナゴが多し。「帰りに祝杯もどうぞ!」・・・商売上手だなあ・・・(帰りはホーム・アウェイのサポーターの動線が分けられていたので、この屋台にはいけなかった)。



後半開始。10人になった愛媛は、前野の代わりに渡邉をSBに投入、ジョジマールが下がる。フォーメーションは福田を1トップに配した4-4-1。



後半はワショーイ大会!



PK決めて声援に応えるルーカス。なお、都合によりゴール真裏のスタンド下段の写真はお見せできませんw



俺のターンとばかりに張り切るヤザーは、本日もノーゴールショーを展開。あのループシュートは惜しかったけどね。
後半は水が引いて、ピッチコンディションもだいぶ良くなっていた。



気がつけば、夢のスコア



試合終了。



勝ったのはいいが、塩田が心配。



翼よ、これが愛媛の灯だ・・・


試合運営は良かった。ホスピタリティを感じました。現場レベルで出来ることはしっかりやってると思う。
問題は、スタジアムの設備とか、アクセスとか、クラブや運営ボランティアやサポーターの力だけではどうにもならない部分・・・いよてつに線路敷けってわけにもいかないし。
坊っちゃんスタジアムの敷地とか、どうにかならんだろうか?(ちょっと狭いかなあ・・・)