第91回 天皇杯 決勝 京都サンガ 2 - 4 FC東京(観戦62試合目)
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2012年、元旦。東京はとうとう決勝に駒を進めた。
明治公園を埋める待機列。ファイナリストは早起きである。
まずは女子決勝。INAC神戸vsアルビレックス新潟レディース。
INACの貫禄勝ちでした。新潟もトップにボールを入れること、サイドに起点を作ること、はできていたが、そこからペナルティエリアへ入れない。INACの守備が堅かったです。
さて、次は俺たちの試合だ。
ファイナリストは、まず凧揚げをする。お正月だからね。
「トーキョー魂」の面々が登場。南極なんたら号もいるようですが気にしない、気にしない。
立ち上がりから飛ばしてくる天皇杯仕様の東京と、守ることなど考えていない大木サンガのぶつかり合い。当然、前半は入れ替わりの激しい攻防が続く。
ドゥトラの仕掛けを今野・徳永で止めるが、こぼれ球が中山の目の前に転がり、がら空きのスペースを使われて権田との一対一を決められ、先制される東京。
しかし、直後にショートコーナーで揺さぶるとあっさりと京都の守備陣に穴が空き、今野が決めて同点。
そして、谷澤が倒されて得たFKを森重が決めて逆転。
その後、東京はルーカスのテクニック・石川のスピードというストロングポイントを生かしつつ、サイドチェンジで相手を揺さぶり穴が空くのを待ついつものパターンに持ち込む。
あっさりと裏を突いたルーカスの一撃で3点目。
ハーフタイムにもドロンパさん東京。
歓喜の輪が広がる。
いっぱいカップがもらえるのね。
そして天皇杯授与。
優勝報告会。ぐだぐだ(苦笑)。
秀人先生に触らせてもらったのは共同通信社杯。
いい日だった。
優勝もうれしかったけど、なによりも印象に残っているのがキックオフ前の雰囲気。
あんなに晴れがましい気持ちはこれまで味わったことがありません。
決勝は何度も見に来ているけど、自分の応援するクラブが元日にここで戦うというのはこういうことだったのか、ここはやっぱり特別な場所なんだ、と思いました。
さて、今年は海を渡ろう。