三江線・山陰本線

夏旅3日目。5時起床w。
朝日を浴びながら、三次駅へ向かう。
この日は、三江線で江津へ出て、そこから山陰本線日本海沿い西進、下関の一つ手前の幡生まで行く。三江線山陰本線を乗り潰したあと、山口県宇部まで行って翌日の旅に備える。


まず、三次発5:47の三江線始発に乗る。実は、この始発が、起点の三次から終点の江津まで通しで走る唯一の列車である・・・
そもそも、三次から江津まで乗り通せるチャンスは1日3回しかない、日本屈指のローカル線である。


5時40分過ぎに三次駅前で写真を撮っていたら、高速バスが止まって、パラパラと人が降りてきて、そのまま三江線の始発に乗り込んだ。



旅のお供はもちろんキハ120単行。もう乗り飽きたw



早朝の三次盆地。




すぐに、線路は、江の川にへばりつくように延びる。基本的にこんな景色が続きます。早朝は、山の上のほうに霧がかかっている。



幽玄ですなあ。
隣り合わせたおじさん(里帰りの途中だそうだ)の話だと、江の川は昔はえらい暴れ川だったそうだ。竹下登!がだいぶ公共事業を引っ張ってきて、護岸やら橋やらを整備してだいぶ暮らしやすくなった。「でも、人は減る一方だけどね」。
江の川では、鮎や天然ウナギ!が獲れるそうです。



一時間ほどで口羽駅についた。ここで時間調整のため、約20分停車。おじさんは、ここで降りた。
このあたりでは、一番大きな町らしい。



お前か、こんなローカル線を作ったのはw。



橋の上ではあるが、ただの橋ではない。


実は駅である。宇津井駅。谷に架かった橋の上にホームが設けられている。列車に乗るときはこの高さまで階段を上ってこなければならないらしい。
このあたりでは県境が入り組んでいるが、宇津井駅から先はずっと島根県です(変な言い方だなw)。



石見では、家々の瓦の色が明るい茶色に統一されている?



JKが乗ってきた\(^O^)/



要は、庶民クラスの駅なわけですね?



だんだん陽が高くなってきて・・・・


河口だ!


9:31、江津に着いた!
走行距離108km、所用時間3時間44分なり。
乗客は延べ37人。始発の三次で乗客15人。
広島県内では、口羽で件のおじさんが降りただけ。
島根県に入ってもしばらく流動なし。粕淵からパラパラと人が乗ってきた。石見川本で最多の6人乗車。終点の江津に着いたときの乗客数は29人。
バス1台でいいじゃん(おい)。


接続待ちが40分近くあったので、江津の町をちょっと探検。

この町では、道行く人に視力検査をするらしいw。


アルミ建材屋と鶏肉屋が同居していたってのもすごいな。


江津発10:09の山陰本線普通で旅を再開。なんのことはない、三次から乗ってきたキハ120がそのまま山陰本線に化けたのであった。