2013年J1第1節 大分トリニータ 1 - 2 FC東京(観戦2試合目)
2013シーズン開幕。やってきました、大銀ドーム。
さっそくこういう状態になりますた(苦笑)。これはだんご汁の行列。寒かったからねえ。唐揚げとか焼きそばは大して並ばずに変えました。何の行列かわからないで並んでいる人もいたなw
アウェイゴール裏の行列がどうにもならないので、メインまで行って買ってきました、だんご汁麺。売店で、「だんご汁一つ」と行ったら、店員が「一つでいいんですか?」と聞き返してきた。俺より先に来た奴ら、なにを、なにをしたんだよ!!!???w
飲み物のほうも大変で、寒い日だってのに焼酎お湯割りのお湯を切らしたり、ようやくお湯が補充されたら、こんどは焼酎用のカップがなくなったり、イナゴの対応に大わらわでありますた。
大分県知事、広瀬勝貞。元経産事務次官。広瀬って大分・日田の出身で、江戸時代の儒学者に始まって、歴代、政治・経済の要職に就いている名族であります。
飄々とした爺さんに見えたけど。
さて試合。
大分は3-5-2なんですが、WBの一枚がDFラインまで下がっていることが多いので4バックに見える時間帯多し。中盤もWBの一枚を除く4人がならんで4-4-2のブロックで守っていた。ときには5バック気味になる場面もあり。
(内容は気が向いたら、つーか時間があったら)
お腹いっぱい。
Jリーグプレシーズンマッチin群馬 ザスパクサツ群馬 0 - 1 FC東京(観戦1試合目)
はい、今シーズンも始まりました。2013シーズンの初観戦は、正田醤油スタジアム群馬で行われるプレシーズンマッチです。
お相手は、ザスパ草津改め、ザスパクサツ群馬。
風は強いです。
この日は今世紀最大(といっても、まだ13年しか経っていないが)の寒波が北日本を通過中。
赤城の山の向こうに見える白い塊は雪雲。あの雪が含んでいる水分が全部、山々とその向こうの越後の国に雪となって降り積もりる。
新潟の練習場・アルビレッジでは、サポーター有志によるピッチの雪かきが行われていましたが、この週末、沿岸平野部でも雪が降り続いておりました・・・賽の河原だったそうな(号泣)。
上州側でも、山々でせき止めきれなかった雲が流れてきて、曇りがちで強風と相まってえらく寒い日だった。公式記録によれば気温2.4度。凍っちまうよ。
寒い寒いといえば、試合前イベントに来ていたプロレスラーの人が、口を開けば寒いと言ってました。
写真撮影会に来たのが東京サポばっかりだったそうで(笑)、ザスパサポーターに向かってひとしきり愚痴をこぼしておりました・・・すまん、食い物ばかりじゃなくて、イベントも大好きなんだよ、イナゴは。
ここで、ザスパクサツ群馬の今オフの出入りについて少々。
チームの看板だった松下・熊林のダブルボランチがチームを去った。このほかにも、御厨や永田といったレギュラークラスもいなくなり、外国人選手も定着せず。
秋葉新監督にチームの再編が託された。新戦力は・・・磐田から黄誠秀、広島から平繁、富山から加藤弘堅、千葉から青木孝太、とそれなりに使えそうな選手を獲ってきてますな。
選手キター
手前の人、すいません。首だけになっちゃいました。
さて、試合試合。
東京は、GK権田、DFが右から徳永・加賀・森重・太田、ボランチにアーリアと米本、二列目が石川・東・李、ワントップに渡邊という4-2-3-1フォーメーション。控えは廣永、丸山、阿部、高橋、河野、田邊、平山。
高秀先生はベンチスタート(後半頭から出場)。ルーカス・ネマ・チャンヒョンスは帯同せず。
群馬は3バック。
GKが内藤、DFが増田・中村・乾。ボランチが黄誠秀と加藤弘堅。WBは右がセレッソから来た夛田、左が小柳。前線はワントップが平繁、シャドーに小林竜と青木孝太、という布陣。
どうやってるかというと、守備時は5-4-1フォーメーション。前線に平繁だけを残し、シャドーはサイドMFに下がって5バックと中盤4人でがっちり守備ブロックを組んでいる。ラインを押し上げてなるべく高い位置でのボール奪取を狙っているが、引くときは思い切って引いてペナルティエリアを固めてくる。
ザスパの5-4-1フォーメーション(写真は後半のもの)
群馬の攻撃は平繁を使ったカウンターが中心。攻撃に切り替わるとシャドーと両WB、それからボランチの1枚(主に加藤弘堅)が一気に攻め上がってきます。前半終了間際に、左WBの小柳のクロスに平繁が合わせて枠に飛んだ場面がありました。
守備もカウンターも良く訓練されているという印象。なんというか、めんどくさい相手です(苦笑)。
看板だったダブルボランチが抜けてどうなることやらと思っていたが、この内容ならばリーグ戦をしぶとく戦っていけそうだと感じた。あとはフィニッシュですね。J1クラスのDF&GKが相手だと、どうしても最後のところが抜けない。J2のDFなら・・・平繁が二桁取れればプレーオフ争いに食い込んでくるかもです。
あとは層の厚さかな。この試合ではフィールドプレーヤーの控えを3人しかベンチに入れていなかった。なんでも、秋葉監督のお眼鏡にかなう選手がそれ以上居なかったんだそうで。上位進出するにはこのへんが課題かと。
いっぽう、東京は・・・いつものグダグダトーキョーでしたな。厳寒、強風、ボコボコピッチ、そして群馬の守備に手こずってまスタorz。
群馬は前線の選手も精力的にボールを追ってくるので、ビルドアップもやりにくそうだった。
良いところといえば、昨年よりも裏を取ろうという意識が感じられたことかな。DFやボランチからの縦パス一発で前線が裏へ抜ける場面がいくつかあった。群馬は、ラインを上げられるときは上げてくるので、効果的だった。決められなかったけど。
群馬はよく守っていたけど、後半20分すぎから疲れのせいか当たりがラフになってきていた。米本は何度も削られていて心配。スタンドのフラストレーションが徐々に高まってきたときに河野がやってくれました。相手が疲れてきたときに、あのドリブルは効くかもです。
前田氏に言わせるとプレシーズンで最悪の出来だったそうだが、キャンプ中の練習試合と違って本気度が上がってくる段階で、がっちり守ってくるチームが相手で、かつ悪条件の試合だったことを考えればこんなもんじゃないかと思う。ルーカスが入ればなんとかなるよ(おい)。
でも、ミスパスからのカウンターはやめてね。
最後の5分で、なんと4枚替え! 珍し。でも、もう少し出してやれよ(苦笑)。
終盤は高秀先生が下がって3バックになってました。テストか。
とにかく寒かったので、試合終了後すぐ、選手挨拶も見ずにシャトルバスに乗って帰りました。
新潟帰ったらまだ雪だった。越後湯沢とか浦佐とか、あのへんの雪の積もり方がかなりやばい。
来週はもう開幕か。
足立梨花訪問試合リスト(制作中)
2012シーズン
No. | 日付 | 曜日 | キックオフ | 節 | 試合結果 | 勝敗 | 会場 | 備考 |
1 | 2012.3.10 | Sat. | 14:00 | J1第1節 | 仙台1-0鹿島 | ユアスタ | ○ | |
2 | 2012.3.17 | Sat. | 14:00 | J1第2節 | 浦和1-0柏 | 埼スタ | ○ | (プライベート) |
3 | 2012.3.20 | Tue. | 16:00 | ナビスコGL1 | 鳥栖2-1川崎F | ベアスタ | ○ | |
4 | 2012.3.24 | Sat. | 14:00 | J1第3節 | 川崎F1-2C大阪 | 等々力 | ● | |
5 | 2012.4.14 | Sat. | 19:00 | J1第6節 | G大阪3-2川崎F | 万博 | ○ | |
6 | 2012.4.22 | Sun. | 14:30 | J2第9節 | 東京V1-2湘南 | 駒沢 | × | (プライベート) |
7 | 2012.4.27 | Fri. | 19:00 | J2第10節 | 千葉1-1富山 | フクアリ | △ | |
8 | 2012.4.30 | Mon. | 15:00 | J2第11節 | 松本0-0京都 | アルウィン | △ | |
9 | 2012.5.6 | Sun. | 15:00 | J2第13節 | 岡山0-1岐阜 | カンスタ | ● | |
10 | 2012.5.12 | Sat. | 14:00 | J1第11節 | 磐田3-0鹿島 | ヤマハ | ○ | |
11 | 2012.5.16 | Wed. | 19:00 | ナビスコB4 | 大宮1-1札幌 | NACK | △ | |
12 | 2012.5.20 | Sun. | 15:00 | J1第13節 | 東京3-2鳥栖 | 味スタ | ○ | (プライベート) |
13 | 2012.5.27 | Sun. | 13:00 | J2第16節 | 鳥取2-5膻浜FC | とりスタ | ● | |
14 | 2012.6.9 | Sat. | 13:00 | J2第18節 | 福岡1-0北九州 | レベスタ | ○ | |
15 | 2012.6.17 | Sun. | 18:30 | J2第20節 | 徳島3-0愛媛 | 鳴門 | ○ | |
16 | 2012.6.23 | Sat. | 18:00 | J1第15節 | 東京2-0C大阪 | 味スタ | ○ | (プライベート) |
17 | 2012.7.1 | Sun. | 18:30 | J2第22節 | 湘南1-1松本 | 平塚 | △ | |
18 | 2012.7.28 | Sat. | 18:30 | J1第19節 | 東京0-2新潟 | 味スタ | ● | |
19 | 2012.8.5 | Sun. | 18:00 | J2第27節 | 膻浜FC1-0湘南 | 三ツ沢 | ● | |
20 | 2012.8.8 | Wed. | 19:00 | ナビスコQF | 柏2-1G大阪 | 日立柏 | ○ | |
21 | 2012.8.12 | Sun. | 18:00 | J2第28節 | 富山1-2松本 | 富山 | ● | |
22 | 2012.8.19 | Sun. | 19:00 | J2第29節 | 京都2-1膻浜FC | 西京極 | ○ | |
23 | 2012.8.22 | Wed. | 19:00 | J2第30節 | 岡山1-1北九州 | カンスタ | △ | |
24 | 2012.8.25 | Sat. | 19:00 | J1第23節 | 広島0-1東京 | ビッグアーチ | ● | |
25 | 2012.9.14 | Fri. | 19:00 | J2第33節 | 愛媛0-1膻浜FC | ニンスタ | ● | |
26 | 2012.9.23 | Sun. | 14:00 | J2第35節 | 膻浜FC1-0徳島 | 三ツ沢 | ○ | |
27 | 2012.9.29 | Sat. | 16:00 | J1第27節 | 大宮0-0膻浜FM | NACK | △ | |
28 | 2012.10.7 | Sun. | 14:00 | J2第37節 | 甲府3-2徳島 | 小瀬 | ○ | |
29 | 2012.10.14 | Sun. | 18:00 | J2第38節 | 熊本2-1町田 | KKウィング | ○ |
足立梨花訪問試合全戦績(2012年10月14日まで)
注:ツイッターで見落としている試合があるという指摘を受け、調べ直しました。すると、2010シーズンは1試合見落とし、2011シーズンは1試合の結果間違い、2012シーズンは3試合の見落としがあることが分かりましたので修正しました。併せて、2012年は直近2試合のデータを追加しています。
ええ、8月末にアウェイ広島で試合がありました。ビッグアーチでいい思い出って無いんですが、この試合は勝てました(この会場で勝ったのっていつ以来?)。万年中位の某首都クラブはともかく、優勝争いをしている広島にとっては痛いホームでの敗戦だったでしょう。
この試合、いつものビッグアーチと違うのは、う@しお・・・じゃなくて、あだっちーことJリーグ特命PR部女子マネの足立梨花さんが来ていたことでした。
帰りのアストラムラインの中で、広島サポがぼやいているのを聞きました・
「俺たち、あだっちーと相性悪いんだよな・・・」
これを聞いて、俺は「あだっちーは新・アウェイの女神だよ!」とつぶやいた訳ですが、その後、はたして本当にそうなのか、という疑問が心に浮かびました。
というわけで、あだっちーがスタジアムに来た試合の、ホームチームから見た戦績を集計してみました。なお、あだっちーがいつ、どこのスタジアムを訪問したかは「足立梨花オフィシャルブログ」で調べました(女子マネとしてではなく、プライベートで行った試合も含まれます)。また、J1・J2リーグ戦のホーム勝率はJリーグ公式から拾ってきました(もしかしたら見落とし・間違いがあるかもしれませんがご容赦のほどを)。
あだっちーが女子マネに就任した2010シーズンから、2012年9月末時点までのデータです。
2010シーズン
計42試合(J1:1718試合、J2:21試合、ナビスコ:3試合)
戦績:19勝67分16敗
勝ち-引き分け-負けそれぞれのパーセンテージは、48%-15%-38%45%-17%-38%(訪問1試合あたり勝ち点1.581.52)。
このシーズンのJ1・J2リーグ戦のホーム戦績平均は43%-26%-31%なので(1試合あたり勝ち点1.54)、勝ち負けがはっきり出る傾向はあるにせよ、リーグ平均を上回るリーグ平均とほぼ同等の勝ち点をホームチームにもたらしていることになります。やるな、あだっちー!
(本来はナビスコも勘定に入れた戦績で比較すべきなのですが、Jリーグ公式にスタッツが出ていないのでリーグ戦だけで比較しました。だってめんどくさいんだもん。たぶん傾向は出てるでしょ)。
なお、このシーズン、あだっちーはJ1・J2全37クラブ(当時)のホームスタジアムを訪問するという快挙を成し遂げました。ただし、スケジュールは相当きつく、シーズン終盤の11月には3節連続で1日2会場訪問を行うという激務をこなしています。それも、長良川→味スタとか、三ツ沢→富山とか、グリスタ→日立台とか、某ハシゴ師の方も真っ青な行程です。試合を全部見ていない、試合前のイベントに出てすぐ次の会場に移動したケースも含まれるでしょうが、それでも、2番目の三ツ沢→富山のハシゴは凄いです(追記:三ツ沢は試合途中で移動したそうです)。これを考えた奴は頭がおかしい。
2011シーズン
計30試合(J1:13試合、J2:13試合、ナビスコ:2試合、ゼロックス:1試合、天皇杯:1試合)
戦績:109勝1011分10敗
勝ち・負け・引き分けのパーセンテージはそれぞれ33%30%-37%-33%(1試合平均勝ち点1.331.27)。
このシーズンのJ1・J2ホーム戦績は勝ち43%-引き分け25%-負け33%(平均勝ち点1.53)。
2011年のあだっちーはかなり苦戦したといえます。
前年に比べて訪問試合数が減ったのは、震災による日程変更の影響や、あだっちー自身の仕事が忙しくなったからでしょうか。
2012シーズン(9月末時点→10月14日時点)
計29試合(J1:10試合、J2:15試合、ナビスコ:3試合)
戦績:15勝6分8敗(勝ち52%-引き分け21%-負け28%、平均勝ち点1.76)。
2012シーズンここまでのJ1・J2リーグ戦ホーム戦績は42%-25%-34%(平均勝ち点1.5)。
見事、昨年の雪辱を果たし、リーグ平均を上回る戦績を残しました。すごいぞ!やるな!あだっちー!!
次に、チーム別の相性を見てみます。女子マネ就任以来3年間のあだっちー臨席試合の通算成績(臨席3試合以下は除く)をホーム・アウェイ問わず集計してみると・・・ああ、やっぱり相性ってあるんだなあw
あだっちー訪問試合で無敗のクラブが4つあります。そのうち柏・磐田が5勝1分で抜群の好相性を誇り、名古屋が4勝2分と続きます。柏も5勝1分1敗といい成績を残しています。あだっちーは柏餅とうなぎパイとういろうをもらう資格があるでしょう。
次にあだっちー訪問試合で勝利したことのないクラブを探してみましょう。4クラブあります(同様に臨席3試合以下は除く)。
広島・札幌・北九州が1分4敗、清水が2分2敗です。
広島w。どうりで、広島サポがぼやいていたわけです。
つまり、優勝したければ、広島はホームにあだっちーを呼んではならない、ということになります。アウェイの試合でも、あだっちーに当たらないよう特命PR部に手を回すべきです。
逆に、仙台と浦和はなんとしてもあだっちーを広島絡みの試合に送り込むべく工作すべきです。仙台はたとえベガッ太を警察に突き出そうとも、浦和はとっきーを大宮に譲り渡してでも。
なお、浦和はホームで広島との直接対決を残していますが、浦和のあだっちー臨席試合の戦績は1勝2分23敗なので、その試合であだっちーを呼ぶのは一種の賭けになるでしょう。首位攻防戦になるかもしれないので、特命PR部当局が勝手に送り込んでくるかもしれませんが。
あと、いまだにあだっちーに来てもらっていないクラブが一つあります。
それは町田です(10月14日、J2第38節のアウェイ熊本でようやくあだっちーと巡り会えましたが、ホームはまだです!)
関係者の皆さん、なんとかしてやってください。党首は今こそ政治力を使うべきです。
相性はわかりませんがw
ACL2012 グループF 第3節 北京国安 1 - 1 FC東京(観戦4試合目)〜試合編〜
開始早々、加賀が倒れ込んだまま動けない。プレーが止まった直後に、権田がベンチに向かって手をくるくると回し("教育的指導"のジェスチャーです)、交代が必要だとアピールしていた。
加賀が抜けた混乱が収まらり切らぬうち、怪しげな判定でPKを取られる。さっそく、やってくれたぜ。
権田、触ってたんだけど・・・・
その後も激しい当たりが連続。カウンターが怖い。ただ一本調子なカウンターではなく、ドリブルでDFを引きつけてからサイドを変えたりと、変化を織り交ぜたカウンターである。とくに19番のドリブルに手を焼いていた。しかし国安は、リードしているにもかかわらず、ごく普通の中盤の競り合いで警告を受け、やや減速。
ハーフタイム。
可搬式乱入防止用溝。中国四千年の知恵である。
前半はまだカードを使って試合をコントロールしようとしていたレフェリーだが、後半はピッチの上の安全よりも、試合会場の安全を優先したらしい。
羽生さんがやられた。もう、スライディングのときに「蹴るぜ」ってポーズだったぞ。
それでも、パスが回り、東京の時間帯もあった。しかし、シュートまで持って行けず。
アーリアも攻撃目標になっていた。
レフェリーは、ファウルタックルを全て流すことに決めたらしい。
ハードなアウェイだったが、貴重な勝ち点1をもぎ取り、グループ首位をキープ。
地元サポーターが帰らないと俺たちは会場を出られない。早く帰ってね。え・・・
早っ! 10分も立たないうちに一般客が引けてゆく(この競技場、ゲートが多いみたい)。
中国の皆様はあの汚い椅子に新聞紙を引いていたのですね。新聞紙そのまま。
武警も撤収開始。列を組んで退場していく組もあれば、バラバラと出て行く組もあり。
ピッチに陣取っていた武警は、隊伍を組んで撤収していく。3人づつ隊列に合流するたびに、
「オーーーーーッ、ヘイ!」
ところで、武警の人は消火器をもってますね。つまり、これが必要になる時もあるわけだ。
退場が許されたのは、30分ほど後か。武警機動隊の皆さんはまだ帰れません。
特に騒動もなく、無事に漁陽飯店まで帰還、解散。
投宿したホテルまでは歩いて帰りました。特に危ないこともなし。
いや、中年男性に肩を抱えられた若い女性が、いっしょにアダルトショップに入っていくのを見た・・・
翌日朝、もう帰らなきゃならないんだけど、意地でここだけ見てきました。おかげで、搭乗ゲートに着いたのはボーディングタイムぎりぎり。
飛行機のまどから旅順港が見えました。写真中央やや下の丘が203高地かな。
帰りもソウル経由。ソウル→羽田便は、群馬・栃木上空を通過して、ぐるっと茨城まで回ってから羽田に降りる。あのー、上毛高原でいいから降ろしてくれないかなあ。
東京から新幹線で新潟帰着。遠足終了。
蔚山は、いけるかなー?
ACL2012 グループF 第3節 北京国安 1 - 1 FC東京(観戦4試合目)〜入場から試合開始直前まで〜
バスを連ねて北京工人体育場に向かう。俺が乗ったのは4号車。アサヒマン一党と乗り合わせた。うるさい(苦笑)。
各バスに一人づつ日本語が喋れる現地人ガイドが付くのだが、4号車のガイドさんの日本語が超あやしいw。知ってる言葉を適当に並べて喋ってるだけで、文章をなしていない。アサヒマン曰く「主語と述語の数が合わない」だそうだ。
スタジアムに近づくにつれ、緑色的中国人が増えていく。右隅のにーちゃんはこの写真を撮った直後、中指を出してくれた。ひょっほー。
会場に近づいたらバスのカーテンを閉めるように、との事前通達が出ていたが、スタジアムの回りは緑色よりも公安のほうがはるかに多い状況であったので、カーテンを開けたまま撮影を続けた。
会場に近づくにつれ、警備関係者が増えていく。
「中村、なにやっとるかボケ!」「しかし、イナゴの大群が・・・・」(違)
工人体育場の敷地入り口。公安のパトカーがガードしている。右の像はテルマエ・ロマエ(違)。
スタジアム周辺は黒服の警官ががっちり取り囲む。規制のテープが網の目のように貼られている。
しかし、その脇を何事もなく通り過ぎてゆくオバサンたち・・・中国的混沌?
入場は12番ゲートから。バス一台づつ降りて、入念なボディチェックを受ける。
アウェイ入場ゲートの隣に、武警(あえていえば日本の機動隊に相当)キター。
約90名、ほぼ1個中隊であろう。直立不動で前をにらんだままである。彼らの同類はチベットやウイグルでご活躍のご様子。そんな連中をバックに、ふざけたポーズで記念写真を撮りまくるイナゴたち。
持ち物チェックは入念。バックの中のものを全部出され、袋の口が全て開けられ、折りたたんだシートの類いも一枚一枚広げられる。飲料水のボトルは全て没収。
こちらが没収品の山。その場で処分である。つーか、誰だよ、缶ビールなんて持ってきたのはw。
食料は没収された人もいれば、持ち込めた人もあり。細かいわりにはルーズという印象。
というのも、チェックをしていたのはこんな娘たちなのであった。どう見ても学校出たて、就職したてという雰囲気の幼さが残る娘っこである。制服が違うので、もしかしたら公安ではないのかもしれない。
俺の前の人は丸めたレインコートを広げられ、畳めなくなって途方に暮れる。チェックの姉ちゃんは「キャアごめんなさい!」という表情。
持ち物チェックの後は入念なボディチェック。金属探知機はもちろん、体中を触られて何か隠していないかを調べられる。変なところの近くを触らないでほしい・・・
俺のポケットを叩いて、中のものを見せろという。ポケットに入れておいたカメラのレンズキャップを見せると、指さして、
「なっ、何ですかこれわっ!」「ひょひょひょ、ひょっとして?!」(大興奮状態)
レンズキャップだと言っても通じないようなのでカメラを指さすとようやく納得。
「あれま、そーだったのー(きゃぴ)」という仕草。
ひょっとして、ドジッ娘?・・・
ゲート近くにいた公安の人も苦笑。
要するに、一通りの手順だけを教えられた新人が、くそ真面目に仕事していただけのような気がする。
こんな感じで、ドタバタ喜劇のようなセキュリティチェックが終了し、2階のアウェイサポーター席に上った。
来たぜ! 北京工人体育場。
トラックがボロボロ・・・
アウェイ席の周りはアクリル板で囲まれている。あの浦和(犬飼社長時代)もなしえなかった偉業を北京国安が果たした!(?)
問題は椅子。埃にまみれて汚い。拭いても拭いても汚れが取れない。黄砂がしみこんでいるのか・・・
席の後ろにでかい看板があって、電光掲示が見にくい。あと、看板の足がさびていて、もげそうなのがあるの(怖っ)。
キックオフまでまだ2時間以上ある。人気もまばらなスタンドに陣取るは中国武警の皆様。
バックスタンドの配置状況も同じ。
メインスタンドに300人、バックも300人、サイドスタンドにそれぞれ200人程度、あとピッチにも数十人、合計すると場内だけで1000人以上がキックオフ2時間前の時点で配置についていた。
ここで配給キター!
フライドチキンのバーガーみたい。ちょっと辛めのテイスト。お味はというと、等々力のがっかりドッグ程度でしょうか。10元なり。これが売り切れたあと、ホットドッグも売りに来たらしい。お味はがっかりだったとのこと。
国安サポからホーンで煽られてるようにも思えるのだが・・・
いえ、こっちが手を振ったら、むこうも振り返してくれました。友好的です?
日が落ちてきて、照明が点灯される。
そろそろホームの客が増えてくる。
ここでイベントが。警備員2倍増量キャンペーン、開始!
これで、場内の警備員の数はめでたく2000人を突破したと思われる。制服からみて、数の主力は武警です。
選手紹介。なんか変。
高秀先生が、「NONE TAKAHASHI」になっとる・・・・地方の夜を楽しむときの偽名か?(違)
ときどき、みんながVIP席付近を見て盛り上がっているのはなんだろう。社長がカゴメされていたりして・・・
You'll never walk alone in Beijin
(その3に続く)
ACL2012 グループF 第3節 北京国安 1 - 1 FC東京(観戦4試合目)〜羽田から漁陽飯店まで〜
日本中に強風が吹きすさぶ中、4月3日の夜に新潟から東京・羽田に移動。いや、指定席を確保していた新幹線が運休になってちょっと焦った(苦笑)。私の後の新幹線は強風のせいで止められたらしい。
4月4日朝は晴天。羽田発の早朝便はどうやら飛んでくれるみたいだ。
羽田になぜか米軍の輸送機が。前日、強風の影響でダイバートしてきたらしい。
これ、米軍最大の輸送機C-5だよね。
インチョン経由で、黄砂に煙る北京に着いたのは昼過ぎ。北京空港にアプローチするとき、大揺れだった。
入管に行くと、なぜか中国人用のカウンターに誘導された。私中国人アルヨ(違)。
何事も無く通過できました。
空港からは、「機上快軌」という名前のエアポートトレインに乗って北京市内へ。
東京メトロ南北線と同様の完全遮蔽式ホームドア。
ICカード式の切符で乗車する。料金は25元。
回収して再利用する方式で、けっこうすり切れているカードもありやす。
今回、現地滞在が24時間に満たないので観光している時間がないのだが、集合時間前に天安門だけ行ってみることにした。
まず、機上快軌の終点・東直門まで行く。ここで地下鉄2号線に乗り換え。天井が高くて、御堂筋線の梅田駅みたい。
料金はどこまで乗っても2元。こっちの切符もICカード式で、回収して再利用する方式。
車内はわりときれい。現在位置はドア上の表示板を見れば良い。迷うことは無い。曲がりなりにも漢字表記だし。
車内がちょっと狭いですね。大江戸線ぐらいのサイズだと思う。路線によっては、朝のラッシュがすごいらしい。
一つ気をつける点は、乗り降り。日本のような「降りる人が先」というマナーはありません。また、首都圏でやるような、「混んでいるとき、ドア近くの人はいったん降りる」という習慣もありません。しがたって、ドア付近は乗る人降りる人、ドアの近くであくまで踏ん張る人、入り乱れてカオスになるときがある。譲り合いがないわけではないが、ワイルドに行動することも必要。
あと、駅構内に入る際、いちいちX線で荷物を検査されます。めんどくせー。
面白いのは、トンネルの壁にカラーパネルが延々と貼り付けてあって、列車の進行スピードに合わせて広告が表示されること。
怪しげなところの宣伝のような気がする・・・・w
ただっ広い天安門広場を歩いて行くと・・・・
おお、よく見る光景だ(ニュースで)。
で、このお方の肖像画。
どうやら中国では連休だったらしく、天安門広場は人があふれていました。故宮を見に行った人は、行列で入場券を買うのが大変だったらしい。
天安門東から地下鉄1号線→10号線と乗り継いで、まずホテルへ。
自動券売機にチャレンジしたが、お札は受け付けてもらえず(苦笑)。やっぱり・・・
行列ができていても、横入りされても、係員の愛想が悪くても、窓口が確実です。
でもって、予約したホテルに行ってみると・・・・
え、工事中????
一瞬焦ったが、中は無事に営業してましたw
一服してから、東京サポーターの集合場所・漁陽飯店を目指す。
俺の泊まったホテルから歩いて20分ほどです。
大通りなんだよね。ものすごく埃っぽい。
まわりは小ぎれいなビジネス街にもかかわらず、大通りに面してこんなお店が・・・
通りに面した目立つ場所に5,6軒、堂々と店をだしてるんです、はい。
入り口横の宴会場みたいなところが待機場所。チケット買えたー。
クラブスタッフの小林さんからガイダンスを受ける(注:カラオケ大会ではありません)。
飲食物持ち込み禁止、ダンマク禁止、その他の注意事項が説明される。とにかく、なにが起こるか現地に行ってみなければわからないので、自分の判断で行動してほしいとのこと。それから、相手が挑発してきても決して応じないように、との注意も。
続いて阿久根社長からも一言。「我々クラブが一体となってこのアウェイに立ち向かいましょう」という趣旨の言葉が心に残った。
そしてバスへ移動。ホテルに集合した300人弱のサポーターがバス5台に分乗して敵地に乗り込む(プラス、ツアーの人のバスが2台)。バス5台と聞いて、札幌ジンギスカン大会の主催者グループの人が「負けた・・・」とつぶやいていたwww
(その2に続く)